概要
正式なタイトルは「Birdemic:Shock and Terror」直訳すれば「バーデミック:衝撃と恐怖」。バーデミックとはバードとパンデミックの造語である。
2010年にアメリカ合衆国で公開された映画。ジャンルはホラー/スリラーなのだが内容がアレ過ぎて別ジャンルと化しており、ある意味で全米に衝撃を与えた。
あらすじ
若いソフトウェアセールスマンのロッドは、シリコンバレーで手腕を発揮し成功した人生を送っていた。彼は町で昔の同級生で現在はファッションモデルであるナタリーと偶然再開し、付き合うことになる。しかしながら、彼らのすぐ身近で、原因不明の山火事が発生している事や、海岸に打ちあがった大量の鳥の死体に気付く事はなかった。
やがてモーテルで宿泊していた彼らは、町がワシやハゲタカに襲撃されている事に気付く。
よくあがる問題
まずあげられるのがCGの合成技術、2010年に作られた映画にもかかわらず鳥の合成が荒い。
登場人物がハンガーを武器に画面から浮きまくった(ASDFMOVIE)鳥と戦うその映像はシュールの一言につきる。
また実写の映像もあまり画質がよくなく、役者の演技も棒でひどいものであり。しかも本筋に関係ない恋愛ドラマが前半をしめるというありさまである(ジャンル:ホラー/スリラーとはいったい…)。
反響
そのあまりにも酷い出来から、逆にクソ映画評論家をはじめとした人々からカルト的な人気が出てしまった。
一応DVDとBlue-rayが入手可能となっているが基本的に英語版しかないので注意。また余程クソ映画が好きでないかぎりはあまりオススメ出来ない()
なお製作者はこれにより調子に乗ってしまったのか「バーデミック2」を2013年に製作しているが下手な演技がわざとらしいと、こちらはあまりヒットしなかった。
そして2022年「バーデミック3」がアメリカで秋に公開予定だったが、中止になったらしい(まる見えで紹介しておいて…?)。
「絶対報告しないで」
2022年8月1日、 世界まる見え!テレビ特捜部で紹介され。Twitterトレンド入りしてしまった。どういうことだってばよ…
関連タグ
クソ映画:身も蓋もないがこれに分類される。
Z級映画:分類されてもおかしくはない。