鎌倉ホグワーツ
かまくらほぐわーつ
鎌倉ホグワーツとは、ファンタジー小説『ハリーポッター』シリーズに関連するネットミームの一つ・・・なのかも知れない。
概要
同シリーズにおいてはそれ以前から、オープンワールドアクションRPG『ホグワーツ・レガシー』(2023年発売)が話題を集めており、大元であるシリーズそのものへの注目も集まっている中で、日本のファンを中心として「薩摩ホグワーツ」なる概念が浮上、これが日本のファンのみに留まらずにわかな盛り上がりを見せる格好となった。
そして薩摩から派生するように日本各地のご当地ホグワーツが考え出されていく中で、自然と生み出される形となったのがこの「鎌倉ホグワーツ」である。『ホグワーツ・レガシー』が発表される前年には、NHK大河ドラマとして鎌倉時代を取り扱った『鎌倉殿の13人』も放送され、人気を博すと同時に鎌倉時代や中世日本への関心が高まっていたこともまた、このネットミームの発生の背景にあるものと考えられる。
主だった特徴
- 薩摩ホグワーツと同様にバーサーカーが多い。
備考
そもそも薩摩藩については、その藩主家である島津氏の成立が正に鎌倉初期にまで遡れると同時に、その家祖である島津忠久(惟宗忠久)が鎌倉幕府の御家人の一人でもあったという点で、鎌倉との関連性を有している。さらに言えば、忠久には(真偽は定かでないとはいえ)源頼朝の落胤なる説まで存在しており、こうした薩摩(島津)と鎌倉の様々な関わりを踏まえると、薩摩ホグワーツからの派生として鎌倉ホグワーツという概念が発生するのも、ある意味では必然であったと言えるのかもしれない。
前出の『鎌倉殿』にて岡崎義実を演じたたかお鷹は、『ハリーポッター』シリーズにおいてほとんど首無しニックの日本語吹替を担当している。