シルバーアッシュ(アークナイツ)
しるばーあっしゅ
「仁愛では、戦場で誰も救えない。」
人物
シルバーアッシュ家の当主。
ロドスとは別組織の人間だが、感染者である妹のクリフハートをロドスに入院させており、その世話役兼戦力としてマッターホルンを貸し出している。
プラマニクス、クリフハートの二人は妹で、容姿などに共通点がある。マッターホルン、クーリエは部下で、マッターホルンからは「旦那様」と呼ばれている。シルバーアッシュも彼らのことはコートネームではなく本名で呼ぶ。
イベント「風雪一過」では主役の一人として取り上げられた。
宗教によって停滞したイェラグを憂い、カランド貿易として築き上げた資産と軍備を使って、祖国を変えるために立ち上がる。その際、膠着状態に陥っている国内の権力基盤に一石を投じるため、外圧として呼び込んだのがロドスもといドクターである。
イベントに際して同時に実装されたシルバーアッシュの回想秘録を読むと分かるが、なんとこの「風雪一過」でイェラグに呼び出された際、シルバーアッシュとドクターは顔を合わせるのは二回目という関係。
外圧として呼び込んだドクターが万が一流血沙汰を躊躇わない人物だった場合、シルバーアッシュは改革どころではなくなっていたため、相当な博打且つ凄まじい度胸だと言える。
なお、時系列的には雪山事変後に当たる回想秘録「堅固な氷」では、実装初期から有名だったあの台詞を作中で聞くことができる。是非シルバーアッシュを引き、育てて、自分の目で見てほしい。
イベント「午後の逸話」ではマッターホルンのエピソードにおける回想シーンでわずかに出演。妹のクリフハートを気遣い、彼女の好きな料理をマッターホルンに作らせていた。一方プラマニクスに対してはそうした配慮は見られないが、マッターホルンによれば何か事情がある模様。なおこの回想シーンは、厳しいスケジュールの合間を縫ってドクターに会いに来たときの様子である。
またイーサンはロドスを訪れたシルバーアッシュのことを何度か見かけているようだが、曰くロドスに来てもドクターとしか話さないとのこと。
性能
「――汝らの哀鳴、我が威光に掻き消されたり――。」
★6故にパラメータが高く、長射程で配置の自由度が高く、空中攻撃も可能でドローンも撃ち落せると、攻撃面で隙が無い。
昇進1で解禁される「雪境生存戦略」は、攻撃範囲が目の前と左右の三マスのみになる代わりに防御力が並みの重装以上に上昇し、さらにHP自動回復するようになる。この手のスキルは一定時間だけ有効な事が普通なのだが、雪境生存戦略の場合はスキルを発動する度に通常状態と防御状態を切り替えるというもので、スキルのクールタイムも非常に短い、トップクラスに強力な防御スキル。
昇進1でも十分に強いのだが、昇進2で解禁される「真銀斬」が通常攻撃が敵5体に同時ヒットする超広範囲攻撃になるという驚異的な効果を持つ。
防御力が激減するデメリットはあるが、本来は物理攻撃がほぼ通らない重装兵に問題なくダメージを与えられるほど攻撃力が跳ね上がるため異常な殲滅力を発揮し、オペレータを複数揃えてようやく防げるという敵の猛攻を一人で凌いでのける。
また昇進2で開放される素質「ホークビジョン」により、攻撃範囲内の敵のステルス状態(ブロックされるまで攻撃されない状態)を無効化するというとてつもない効果を持っている。
ボスとの一対一での耐久力や配置直後の瞬間火力と暗殺性能についてはスカジに一歩譲るものの、ラッシュ時の殲滅力においてはトップクラスの性能を誇る。そのボスですら防御面のフォローをすれば真銀斬で致命傷を与えられるほど。
現在はスルトという強力な対ボスアタッカーがいたり、モジュール機能実装によりスカジが食い縛りスキルを獲得したことなど、ボス処理のために採用される機会は減っている。それでも置くだけで常時ステルス看破、瞬間的な対群処理など際立った強みを持つキャラなので、手に入れた際には是非育ててみてほしい。