『分が悪いけーゆうて大国に背ー向けとったら小国はいつまでも小国のままじゃろうが!』
概要
鳳仙学園の頭で、通称は名前をもじった「キングジョー」。岡山県出身。
入学後に当時の頭であった美藤秀幸に勝利し、1年生ながら学園のトップに立つ。以来リーダーとして君臨し、鈴蘭男子高校の花澤三郎(ゼットン)、武装戦線の武田好誠、黒焚連合の中島信助と並び「新四天王」の一角と称されるようになる。
刺殺事件以降永らく不可侵状態となっている鈴蘭とはまともに戦っても勝てないことを悟っており、小競り合いが起こっても秘密裏にゼットンと会って話し合いで解決するなど、抗争を極力避けてきたが、これを不満に思う月光兄弟の反発や、中島の後押しもあり、遂に全面戦争を決意。相手の戦力を削るため、ゼットンを含む鈴蘭の幹部たちを事前に急襲して病院送りにした。天狗の森にて5対5の団体戦を行うも、自身の見立て通りその実力差は歴然で、鳳仙は4連敗。敗北が決定しながらも加東秀吉との大将戦に臨み、激突の末勝利してリーダーとしての意地を見せた。この抗争の後、2学年下の月本光政にトップの座を譲る。光政から代替わりのタイマンを申し込まれ、これに勝利して高校生活を終えた。
卒業後は紆余曲折を経て接骨および鍼灸を生業とする医師となっており、『WORST外伝 ゼットン先生』では高校教師となったゼットンと、お互い「先生」という立場で再会している。ゼットンを施術したり、生徒との向き合い方や恋に悩んでいる際には叱咤激励するなど、陰ながらサポートしている。