もしかして
説明
(CV・飯塚昭三)
義に厚いとされるエヴェンクルガの武人。武に長けた一族の中でも伝説的存在で、単一民族国家クンネカムンで例外的に太老を務めている。
純粋に武人としての実力は作中でもトップクラスで、トゥスクル勢の中でも特に戦闘力に秀でたカルラでさえ軽くあしらう程である。更に対人戦のみならずある種のロボット兵器とも言えるアヴ・カムゥにすら(元々自軍の戦力であり弱点や有利な戦い方などを熟知していたとは言え)単独で複数を相手どりなお圧倒するなどまさに桁違いの戦闘力をもつ。劇中で妻子は登場しなかったが、ロストフラグにて敵国に人質として囚われていたクンネカムンの王妹を救出しそのまま娶った事が判明している。
そして孫が二人登場している。数々の戦いにおいて勝利に大きく貢献しクンネカムン皇の信頼も厚く、ゲンジマル本人はその裏切りを重ねた人生の最後の最期に忠義を貫き通した。
『偽りの仮面』『二人の白皇』に登場する剣豪ヤクトワルトは実質的に弟子のようなもの(正確にはゲンジマルの名そのものこそ出ていないが描写などからほぼ確実に本人)。
かつての大戦にも白の陣営に参戦し、トゥスクル・ハクオロらと共に黒の陣営と戦っていたが当時のハクオロを裏切り、契約し力を得て黒の自衛にくら替えした。
(当時、ハクオロを裏切った面々は複数おりその際の奇襲でユズハ・オボロの祖母が死亡する。)
さらに裏切りを糾弾する弟子で甥のディコトマを殺害する。
など、エヴェンクルガらしくない不義の徒の経歴がかれの真実であった。