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チョウザメの編集履歴

2012-05-27 13:49:12 バージョン

チョウザメ

ちょうざめ

硬骨魚類の中でも最も原始的な1グループ。漢字表記は「蝶鮫」。

硬骨魚綱チョウザメ目チョウザメ科に属する魚。

外見がに似る為この名があるが、鮫とは全く分類が異なる魚である。

ヨーロッパ・アジア・北アメリカのそれぞれ北部に分布。狭義には、単にチョウザメと表記した場合その内の1種Acipenser medirostris(サハリンに分布)を指す。他に全長6メートルに及ぶロシア産の巨大種のオオチョウザメ、吻が突出する北アメリカ産のヘラチョウザメ(メイン画像はこのヘラチョウザメを描いたもの)、恐竜と共に絶滅してしまった古代種のペイピャオステウス類などがある。


淡水産、若しくは遡河性(産卵の為に河を遡上するが普段は海で暮らす魚)。体には菱(ひし)形をした板状の硬鱗(こうりん。『ガノイン鱗』とも)が縦に五列並び、体はほぼ円筒形で吻(ふん)が突出する。体は灰青色から褐色で腹部は白い。


肉は脂肪分に富み癖がきついものの、調理法によっては美味。卵の塩漬けはキャビアと呼ばれ、世界三大珍味のひとつに数えられる。

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