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編集者:BBB
編集内容:なんだこれは入門の内容を追記。

データ

別名知能奇獣
身長200センチ
体重660キロ
出身地宇宙
なきごえフッフッフ
弱点同調圧力に弱い

概要

岡本太郎1967年に製作した彫像「午後の日」をモチーフとした奇獣

帽子型円盤「ターン・バーリン号」に搭乗する、小型のエイリアンタイプの奇獣。

(設定では200センチとほぼ人間大だが、アイキャッチの絵ではタローマンの約1/4のサイズでタローマンと戦っていた。巨大化するとこれくらいのサイズになるのだろうか?)

常に仮面のような顔を手で押さえているかのような体勢をとっており、そのたたずまいはどことなくあるネットミームを彷彿とさせる。

戦力として巨大奇獣「こどもの樹」を保有しているとされる。

地球制圧の妨げとなるタローマンの暗殺を企て、いかに計画を遂行するか熟考を練り続けいるものの、かなりの付和雷同主義な上に愚鈍なまでの腰の重さが蔓延しているのが玉に瑕。

書籍『タローマンなんだこれは入門』では劇中に登場したチームの他に何万体も存在するとされている。

実はある勢力と結託しているようだが……。

作中での動向

奇獣傷ましき腕の事件以来、奇獣(とタローマン)が引き起こす騒ぎはすっかり減少の一途をたどっており地球防衛軍CBGがのんびり平和なひと時を過ごす中、ひそかに地球に侵入し、地球侵攻作戦の方針を固めるべく会議を始める。

A「過去の研究では『タローマンを上回るでたらめさ』……それが勝利のキーではないか?」

B「私も同じ意見です

C「しかし、でたらめさで上回れば勝てるという証拠がない内は、動くべきでは……」

D「私も同じ意見です」

E「今回の地球侵攻作戦、成功すれば我々の評価は確実なことに……」

  • 奇獣こどもの樹を送り込む
  • 自らタローマンを襲撃する

……といった様々な策を講じるが、なんだかんだと理由をつけては結論を先延ばしにしてしまい時間を無駄に浪費。その結果空を眺める巨人・タローマンに見られていることに気づけなかった。

挙げ句、「第2侵攻部隊の隊長の就任祝いに送る好物を調査する」と会議の目的自体が脱線しだした時、無所属の巨人・タローマンに円盤を掴まれてタンバリンのごとく散々手で叩かれ、しまいにはフリスビーのように空の彼方に投げ飛ばされてしまった。

「人生うまくやろう」なんて利口ぶった考えを、タローマンは許さない。

自分で指一本動かさず、自分の責任に於いて何もしない……

組織の人間関係に血道を上げていないか?

賭けるなら、自分自身に。

なま身の自分に賭けるしかないんだ────

そう、岡本太郎も言っていた。

「さて、“奴ら”は上手くやっているかな?

 我々は、“指一本動かさず”、憎きタローマンもろとも地球人は滅亡だ!」

……その頃、奇獣午後の日が地球侵攻作戦を遂行する様子を見に地球へ向かっていた宇宙船が一隻。

そう、午後の日らの背後に潜んでいた黒幕は河童星人だったのだ

自分たちは指一本動かすことなく事を進められると嬉々としていた河童星人たちだったが、地球にいるはずの奇獣午後の日の円盤が、自分達の円盤の方向に飛んできたことに驚愕。

河童星人「許さんぞ……タローマン!ぬあ~っ……!?」

河童星人の円盤は急なハプニングに対応しきれずそのまま激突して地球へ墜落し、そのままCBGの基地に直撃し大爆発を遂げた

こうして、地球とタローマンへの攻撃を目論んだ侵略者たちの目論みは見事に潰えるのであった……。

関連項目

TAROMAN

奇獣(TAROMAN)

ゼーレ:元ネタのひとつと考えられる。

モッピー:顔を手で押さえているそのたたずまいから連想されている。

メフィラス構文:若干言動が被っているが、偶然の一致だと思われる。もっとも、タローマンはそういったものを許さないのは確実であろうが……。

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