ウデゲヒメホソアシナガバエ

にせあしながきんばえ

アシナガバエ科のハエ…ではなくアブの一種。 アシナガキンバエとよく混同されている。

概要

和名	ウデゲヒメホソアシナガバエ
別名	ニセアシナガキンバエ
学名	Amblypsilopus sp.1
分類	総翅目 ハエ亜目 ハエ下目 直縫群(アブ類) オドリバエ上科 アシナガバエ科 ホソアシナガバエ亜科 Amblypsilopus属
体長	３～４mm
分布域	日本(北海道・本州・四国・九州)
成虫の出現期	６～９月

アシナガバエ科に分類されるハエの一種……

ではなく、蝿と名に付くが、実際は虻の仲間である。

アシナガの名の通りの長い脚と、前額に多数の直立刺毛があり、雄の前脚に短毛が密生している事が特徴。

体色は光沢のある金緑色で、翅に目立った模様は無い。

林縁などの日向の葉の上を素早く走り回り、他の虫を捕えて体液を吸う。

街中でも公園や植え込みでよく見られる。

ネット上でアシナガキンバエと紹介されている写真のほとんどは本種の誤同定であり、本物のアシナガキンバエは珍しい種だそうだ。