概要
魔法剣において、一足一杖の間合い(簡単に言えば剣の間合い)で繰り出せば必ず相手を斬り伏せる剣技。魔法世界に全部で6つ存在するとされる。作中では魔法剣の技術体系が誕生してから400年ほどが経過しているが、200年ほど前にはすでに6つの魔剣が存在していたとされる。
その術理・使い手は公にされていない。また、魔剣同士がぶつかった場合に起こる現象の議論にも決着がついていない。
第一魔剣
使用者:不明
詳細不明。
第二魔剣『己へと奔る影』
使用者:セオドール=マクファーレン
クーレウンブラ。自身の存在率を分割・移動し、擬似的に「もう一人の自分」を作り出すことで、「感情的な魔法則(ヒステリックセオリー)」と呼ばれる、複数存在する同一存在を単一に戻そうとする世界からの修正力を発生させる。それによって発生する莫大な運動エネルギーを完全に制御し、その力を剣技として解放する。
第三魔剣
使用者:不明
詳細不明。
第四魔剣『奈落を渡る糸』
使用者:オリバー=ホーン、クロエ=ハルフォード
アングスタヴィア。未来に起こり得る膨大な現象を「糸」として知覚する。その中から「相手を斬り伏せる」という未来を観測した上で、現在からごく近い時間においてそれに至る可能性のある糸(未来)を選択していく。未来が使い手を引き寄せ、観測された未来に向かって現在が収束し、逆転した因果が使い手に勝利をもたらす太刀筋となる。
オリバーは亡き母親クロエからこの魔剣を受け継いだ。本来使い手とイコールの存在である魔剣だが、本来の使い手ではないオリバーは行使する度に、その負担に耐えきれず出血等のダメージを負う。本人曰く連続使用は2度が限界で、3度目からは命を落とす可能性があるとのこと。
第五魔剣『死せる胡蝶の夢』
使用者:デメトリオ=アリステイディス
パピリオソムニア
第六魔剣
使用者:不明
詳細不明。
第七の魔剣
使用者:ナナオ=ヒビヤ
200年間編み出されることのなかった、第七の魔剣。
空間・時間含め、自身と相手との間に存在する一切の障害を諸共に断ち斬る。対象との間に存在する全てを無に帰す一閃。
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