自宅警備員
じたくけいびいん
ひきこもり、ニートの言い換え。主に男性を指す。
自宅警備員
ニートの一種。
健康に問題がないにもかかわらず、就労や就学をしておらず、外出もほとんどせずに、もっぱら自宅にいる男性のこと。ひきこもりに比べると軽いニュアンスがある。
誰かが「俺たちは無職ではない。自宅の警備をしているんだ」と冗談交じりに言ったことから、ニートの言い換えとして「自宅警備員」という言葉が使われるようになった。自宅環境のみならず、ネット環境の警備・巡回も主な業務内容である。
実際、家に成人男性がいるという状態は、空き巣対策や宅配便の受け取り係として都合がよく、同じ無職でも遊び歩いている人間よりはまだ有益…かもしれない。ただし、ネット・掲示板・インターネット百科事典巡回ではトラブルの火種となっている場合も少なくない。
あくまで健康・無職・出不精の三つを兼ね備えたいわゆるプー太郎を言い換えたものなので、家から出ない成人男性であっても、病気で自宅療養している人、在宅の仕事をしている人は含まれない。また、無職でも頻繁に外出して不在がちな人も、自宅警備員とは言い難いし、FXで1日5000円稼ぐネオニートも自宅警備員とは言い難い。
また、年末になると自宅警備の他にも、大掃除や年賀状の印刷など、年末の自宅での仕事で忙しくなる、自宅警備員が最も活動する時期でもある。
なお、夫や親、彼氏に頼り切りで自宅警備員同様の自堕落な生活を送る女性も多くいるが「専業主婦」「家事手伝い」もしくは単なる「ニート」扱いされ、自宅警備員と呼ばれることはあまりない。
しかしながら彼らは扶養から外れたらどうやって電気代やネット通信料を払い続けるのだろう?いささか疑問である。