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FRAYの編集履歴

2012-06-17 14:54:39 バージョン

FRAY

ふれい

FRAY(フレイ)とは、1991年にマイクロキャビンが開発したサークシリーズのスピンオフ作品のゲームソフトである。サークのヒロインのひとり、“フレイア・ジェルバーン(通称フレイ)”が主人公ののアクションロールプレイングゲームである。

概要

MSX版はMSX turboRの本体と併せて発売され、MSX turboR専用版とMSX2版がある。秀逸なサウンドと、turboR版では主人公のフレイがサンプリングされた声でしゃべることが話題になった。後にPC-9800シリーズ(PC-88VAでも動作可能)にも移植された。なお、PC-9800シリーズでも、サンプリングされた声でフレイがしゃべる。


また、表現にインパクトのある魔法攻撃も特徴である。これによりフレイは『サークシリーズにおける最強のキャラ』と揶揄されることもあった。 この特徴はシリーズ完結編のサークIIIでも再登場している。


家庭用ゲーム機としては『FRAY CD サーク外伝』のタイトルで、PCエンジンSUPER CD-ROM²用ソフトとして発売された。また携帯型ゲーム機としては『FRAY(修行編)』のタイトルでゲームギアで発売された。

あらすじ

サークの主人公ラトク・カートに助けられ、一目惚れしてしまった女の子、フレイア・ジェルバーン、通称フレイ。ラトクのそばに居たい、役に立ちたいと願い、彼女は魔導士になることを決意する。3年の修行の後、魔導都市ミルセイアの魔法学校を卒業して町に戻ったフレイを待っていたのは、ラトクの母に託された置き手紙。すでにラトクはバヌワの町へ向けて旅立った後であった。失意の底に沈むフレイ。そんな彼女を励ましたのは、恋のライバル・エリスだった。フレイはラトクの後を追う決心をする。

  • ゲームギア版は『FRAY(修行編)』というタイトルが示すとおり、魔法学校での修行の話になっている。

主な登場人物

  • フレイア・ジェルバーン

本作の主人公。ゲーム時点で16歳。魔道師の少女。通称フレイ。『サークI』の時点ではまだ重要キャラクターではなく、怪我をして倒れている只の少女であり、ラトクに助けられて一目惚れするまでが描かれる。以後、ラトクの役に立ちたいため魔法学校に入学して魔道師となるが、その設定や顛末は『サークII』や『フレイ』にて明かされる。『サークIII』でラトクとパーティーを組むメンバーの一人。

  • ミル・グラード

魔法学校の先生。24歳。独身。魔法学校の元生徒。MSX版およびPC版と、PCエンジンでは、容姿・口調がやや異なる。本作ではフレイのサポート的な役割を果たしている。

  • ミリアム・スイート

ゲーム中盤でフレイと知り合う幼い少女。通称ミリー。10歳。魔道師に憧れフレイに懐く。終盤でミルとルザーク先生の窮地を救った。強い魔法能力を秘めている。その後魔法学校に入学する。

  • ルトク・ハート

ラトクに似た少年剣士だが性格は異なる。終盤でフレイと知り合う。自己中心的で女好きの性格。

  • ルザーク先生

魔法学校の先生。2年前に魔導士アマドゥクに体を乗っ取られ、その後姿を消し行方不明となっていた。

  • 魔導士アマドゥク

最強の魔導士。何百年も前に死亡している。何百年も前に肉体は滅びその魂は、他の人々の体を使い生き延びてきた。

城のク・オルを創り出した古の文明の遺産の中に自身の思いで進化する力を我がものにし妖魔を超える力となって神になる事を企む。冥界の神を召還し我が肉体として目論むが冥界の神との召還に失敗した事で、自身の力を与えこの地の神になろうと自身の魂と冥界の神の肉体と融合する。

  • ダーク・メア

ラスボス。魔導士アマドゥクによって召還された冥界の神。最後は魔導士アマドゥクの魂と融合しフレイに襲いかかる。最後はフレイの活躍により倒され異世界に返っていった。

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