フタクチカブト
ふたくちかぶと
分類
和名 | クロガネオオイシツツミ |
---|---|
分類 | イシツツミ科 |
概要
黒光りする強固な甲殻を持ち、頭部に上下2つの口を持つ。鉱物を主食とするのでピクミンを襲って食べるということはないが、自分のテリトリーを侵されると非常に攻撃的になる。
まず上の口から空気を吸い込み、そして下の口から岩を吐き出すという攻撃方法をとる。この岩は打ち出された方向に一直線に転がっていく。吐き出された岩はオリマーパンチで壊すことができるほど脆い。
上の口が空気を吸い込んでいるときにピクミンを投げ入れると窒息し、背中の殻を広げて暴れまわる。このとき晒された部位に攻撃するとダメージを与えられる。
背中は煙が上がるほど真っ赤に発熱しているが、意外にも赤以外のピクミンを投げつけても発火することはない(とはいえ攻撃力の高い赤による攻撃が適していることに変わりはないが)。
希望の森と大水源におり、いずれもパーツが関係しているが、前者は所持している訳ではなく近くにいるだけなのでうまく立ち回ればスルー可能。
「ピクミン」ではフタクチドックリという名称であり、それ以降は長らく同名の幼虫に出番を譲っていたが、「ピクミン4」ではその幼虫との共演を果たし、フタクチカブトという名称に改名されての復帰となった。これにより、シリーズで初めて成虫と幼虫が同じ作品に登場することになった。
ただし、ゲーム中に登場する幼虫はこのフタクチカブトの子供ではなく、ヤマトイシツツミと呼ばれる亜種個体である。
ピクミンの真エンディングの生物紹介、及びピクミン4のオリマーメモにより、このフタクチカブト(クロガネオオイシツツミ)は「大陸から飛来した外来種が帰化した存在」であり、ヤマトイシツツミの幼虫に攻撃を加え、成虫とは交雑し遺伝子汚染を引き起こし絶滅寸前に追いやっていることが判明した。
ルーイメモによると丸ごと茹でると殻が自然に外れる。湯切りした身を岩塩で、とのこと。