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クリストフォロス(キリスト教の聖人)

概要

名前はギリシア語の「キリストを背負うもの」に由来する。

ハリストフォルきりしとほろなどとも表記される。

クリストフォロス(よるのないくに)

夜の封じ方ですって。

それを聞くあなたは、人間かしら――?

概要

ゲーム『よるのないくに』の登場人物。

仮面をつけた純血の妖魔で、外見は水色の髪と透き通るような白い肌を持った少女。

複数の人格をもち、人格ごとに異なる仮面を身に着ける。

CVは黒沢ともよ

よるのないくに』のほか『よるのないくに2 ~新月の花嫁~』『無双☆スターズ』にも登場する。

よるのないくに

生まれながらの妖魔である『純血の妖魔』。

永久の夜が訪れると妖魔も夜に取り込まれ自我を失うため、アーナスに協力する道を選ぶ。

アーナスからはクリスと呼ばれている。

アーナスに重要な数々の情報をもたらしその助けするが、裏切りがバレたため邪妖から狙われるようになってしまった。

半妖であるアーナスそのものにも興味を持っており、特に理由もなくアーナスの前に現れたり、からかったりすることもある。

アーナスのことは名前で呼ばず「混ざりものさん」とやや小ばかにしたような呼び方をする。

容姿は少女だが、実際にはかなり長い歳月を生きている。

これは妖魔が不老不死であるため。

趣味は歌劇で、普段は歌劇場に住んでいる。

顔の右半分を仮面で隠している。この仮面は場面に合わせて色が白/黒で入れ替わり、それぞれ明るく軽い/暗く重い人格を担っている。

仮面そのものに人格が宿っているのか、本人がそう振る舞っているだけなのかは不明。

素顔の際はまた性格がだいぶ変わり、かなり内向的で物静かになる。

本人曰く素顔の状態で外に出たり、話したくないとの事なので実際には多重人格ではなく趣味で演技をしていたり、精神不安(過去の事件から来る)をごまかしている可能性も高い。

劇中でアーナスとの待ち合わせ場所で邪妖に襲われ仮面が破壊された際には錯乱して「デモン」「アンジェル」と2人の名前を叫び、すぐ我に返ると大慌てで仮面を直すため一旦帰った。

その後さして間を置かずにアーナスの前に再び姿を現したためアーナスに気遣われると「妖魔は復活が速い」と返答している。

仮面も体の一部なので復活が速いのか、スペアを持っているのか、直すのが速かったのか、(精神的な)復活が速いのか…などいまいち謎。

  • 過去

記憶障害があるため本人も忘れていたが、実は人造妖魔。

(本来純血の妖魔とは「自然そのものが青い血の力で実体化した」いわば精霊にも近い存在。

クリスも生まれながらの妖魔ではあるが、自然由来ではなく人造であるため純血かどうかは微妙なところ。)

昔に人間と妖魔の共存を望む者たちがある島(描写からしてゲームの舞台になっている島)に集まって暮らしており、そこで作り出された。

住民は「自由と芸術」を掲げ共存していたが、ある時教皇庁に見つかり異端者として村ごと全て焼き払われた。

その時の唯一の生き残りがクリスだったが、気が付いた時にはほとんどの記憶を失っていた。

平和だった頃は歌劇の道に進んでおり劇団に所属。

アリア担当を目指し師「クリストフ」の下で練習を重ねていた。

師匠以外に特に交友の深かった人物に「デモン」「アンジェル」が居た。

本人曰く体が壊れる度に記憶も一部破損する。

人造故の不具合か、強烈なトラウマなのか、そもそもの本人の考え(思い出すと辛くなってしまうくらいなら楽しい事も忘れてしまった方が幸せ、と自身の哲学を持っている)なのか詳しい原因は不明。

作中ではアーナスの協力もあり、何となく気になり集めていた楽譜(実はかつての劇団のもの)を全て取り戻したが、同時に記憶も取り戻した。

こんな事なら思い出さない方がよかったと、仇に仕えているアーナスに(微妙に八つ当たり気味だが)襲い掛かり倒される。

その後すぐに復活したが、取り戻した記憶は改めて失ってしまった。

アーナスのことはしっかり覚えているので、平和に過ごしていたころや楽譜集めの時の記憶のみ綺麗に忘れてしまっている様子。

よるのないくに2

アルーシェに興味を示し、ことあるごとに彼女の前に現れる。

なにかを探しているようだが、その詳細や目的は謎に包まれている。

編集者:sanc
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