ほおずき
ほおずき
観賞用としては鉢植えやドライフラワーとかに用いられたりなどし愛好家も多い。
果実などは人形や口で音を鳴らすなどして子どもの遊びにも使われ、食用や薬用としても知られる。
腹痛や堕胎作用があるから多用するのは危険。
花言葉は「偽り」
ホオズキ (Physalis alkekengi var. franchetii) は多年草で、草丈は60~80cm位になる。淡い黄色の花を6-7月ころ咲かせる。この開花時期にあわせて日本各地で「ほおずき市」が開催されている。中でも、7月初旬に開かれる東京浅草寺のものは江戸時代から続いており[1][2]、60万人にのぼる人出がある有名なものである[3]。花の咲いた後に六角状の萼(がく)の部分が発達して果実を包み袋状になり、熟すとオレンジ色になる。種蒔き、株分けで増やすことができるが、ナス科植物との連作障害がある。アメリカ原産のセンナリホオズキ(Physalis angulata)が日本で野生化している。近年はペルー原産のショクヨウホオズキ (Physalis pruinosa)が日本でも栽培され始めている(後述)。
観賞用としてのホオズキは、鉢植えやドライフラワーなどに用いられ、その愛好家も多い。果実は、以前はホオズキ人形や口で音を鳴らすなど子供の遊びにも使われていた。食用や薬用としても知られているが、腹痛や堕胎作用があるために多用は禁物である。
日本の仏教習俗であるお盆では、ガクに包まれたホオズキの果実を死者の霊を導く提灯に見立て、枝付きで精霊棚(盆棚)に飾る。
毎年7月9日、7月10日に東京都台東区浅草の浅草寺でほおずき市が催される。