「辛い死が希望になる瞬間だって...」
概要
『三途川ハカ』の母親であり、三途川ナギとの妻。名前の由来は巡り巡って幸せが来る。外見は茶髪で中高時代はボブショート・大学時代以降はロングストレート。また、中学1年頃からその年代とは思えないナイスバディーな巨乳美少女で晩年まで磨きが掛かった。
物心ついた頃に両親を亡くした為、義理の両親(親族)が引き取った。しかし両親を失ったショックから立ち直れず、極度の人見知りに陥った。中学校入学当時から雰囲気に溶け込めず、同級生からは陰気臭い女だから関わりたくねぇ〜との侮辱と軽蔑を受けながら孤立した。それでもメグリにとっては、義理の両親が心の救いであり、親の愛情を沢山受け取った。
九十九高校時代は、彼女の心身が成長した。一年の初夏に熱中症で苦しむ自分を当校イケメン四天王の三途川ナギに助けられ、その瞬間に彼に恋を抱いた事で長年封じてた蓋を開けた(実はその前からナギはずっと思いを寄せた)。彼と仲良くなって以降、ナギの同級生絡みの黒神ハルト(もう一人のイケメン四天王)・皿屋敷リカ・虎石アラタのグループとも親しくなる※その頃に皿屋敷リカに並ぶ学校一の巨乳美少女と注目される。
義理の両親を頼らず、堅実的にバイト・学校に取り組みながら自己管理能力を鍛えた結果、几帳面で家事全般を富んだ達人。日々のスケジュールを計画的に勉強・家事を使いこなす。料理技術もナギから“最も愛する美味しさ”と称される程の一流で年々磨きが掛かった。俺クロ外伝の親父ーズ高2の夏休み編の合宿ではメインヒロインを務め、三途川ナギとの交際までのエピソードが判明した。
大学入学の際にお世話になった義理の両親と別れを告げ、上京して独立(その後は結婚式・ハカの出産等で見に来てくれる)。この頃に髪型はストレートロングに変わった。
成人時代では、ストレートロングは更に艶のある毛並みに成長。熟女としての磨きがかかり、一流モデルに匹敵する巨乳美女へ更に成長。そして、愛するナギと結婚した(後にハカが生まれる。)。2人の愛から恵んだ娘の三途川ハカは、母親譲りの美貌と鬼手仏心を受け継いだ親身(しかし父親譲りの家事全般は苦手)。ハカには過酷な生活を遅らせない為、ナギと一生懸命に愛した。また、親友黒神ハルトの長男黒神ユウマ(幼少年期)の師匠として、長年努力を続けて磨いた道徳と家事全般を教えた。これはユウマが、ハカの未来の旦那として信頼する証だろう。
プロフィール
ポエム
あの日、あなたからスポドリをくれた瞬間から
あなたが私を愛した瞬間から
私は、自分の幸せを咲かせて...みんなの幸せを咲かせられたのよ
だから...たくさんの”ありがとう“を教えてくれた...あなたには
ずっと..ずっと..幸せに生きて...
主な人間関係
中学校時代から思いを寄せた人かつ自身に幸せを教えてくれた男性。彼が中学校時代から学力・運動面では全年間学年成績1位(全定期考査全教科💯)の天才ながらも家事全般が超苦手という事実に薄々気づき、覚悟を決めて話しかけた。それ以降、彼から勉強を教わったり、自家製昼食を彼と味わったり、放課後の帰り道で日常話で盛り上がったりと、両方思いは縮まった。中学校〜高校2年夏前までは親友ながらもお互いの思いを告白できずの関係だったが、親父ーズ高2の夏休み編でお互いの思いを打ち明け、晴れて交際。大学卒業後に結婚。
ある戦いの時、自分に不幸が起きた。彼は自分の仇を取るために、憑从影に復讐を誓ったことから誰よりも自分を愛したと言えるだろう。
呼び名:「ナギくん」
愛娘。外見は母親譲りの癖のない髪質と父親譲りの銀髪を受け継いだ美少女。性格は穏やかで優しく、愛する人と幸せと笑顔を願い努力を続ける等、母親譲りの利他の心を持つ。
病弱体質のハカに対して、母親として面倒と世話を見ている。旦那と同じく娘の幸せを誰よりも願っており、旦那が連れたある子によって、瀕死の娘が救われた時は安堵の笑みを浮かべ涙した。[ある子>黒神ユウマ]]へ思いを寄せているハカに対して、昔の自分を対比しながら「愛する人をずっと思い、ずっと大切にしてね」とアドバイスをし、応援した。ハカにとっても、唯一の恋愛相談相手だった。
呼び名:「ハカ」
- 黒神ユウマ
家事全般の愛弟子で恩人。入院中に瀕死に陥ったハカを救ってくれた恩をずっと思っている。誰にも迷惑を掛けたくないと孤独で取り憑いた悪霊達の呪いに苦しんでいる姿を見て、ユウマに幸せを導くことを決意。
人生経験を活かして、幼い頃のユウマに道徳・家事全般を教えて体力強化に貢献した。ユウマ曰く、「おばさんには返しきれねえ程の恩があるっす。みんなの幸せを願った料理が出来るのも、悪霊達とも仲良く出来るのもおばさんとの修行の成果かと..。」と人生に影響を与えた師匠と称した。
呼び名:「ユウマ」
- ヨミ
妹と幼馴染篇の5話で明かされた未登場キャラ。ハカに取り憑いた梓巫女の名前かハカのきょうだいかは不明。
呼び名:「ヨミ」
過去編(ネタバレ注意)
高校1年生時代(Shortアニメ)
ある日、メグリは熱中症の疑いで保健室を訪ねた。
体温計で測ると...
<38度8分>
養護教諭に「親御さんに連絡しとくからベットで寝てなさい」と助言され、ベットでゆっくりと倒れる。
熱で眠れない時、カーテンの隙間から姿を見せたのは...黒袖の学ラン。少年は黙ってスポドリの蓋を緩め、メグリの病床隣の机にそれを置いた。
少年N「お大事に...」
彼女は咄嗟にカーテンを開き、後ろ姿で見抜いた。同じクラスの三途川ナギくんともっと話したいという気持ちで彼女は彼への初恋に気づいた。
その件の一週間後、彼女は恩返しと仲良くなりたい一心でナギを見つけた。三途川ナギは校舎の片隅でスポドリを昼食にしてた、、、いや!昼飲じゃねえか!しかも、近づくなオーラ全快で。
ナギが彼女から離れかけた時、彼女は赤面ながら告白する。
メグリ「明日からお弁当作って持っていくから!!無視されても、、押し付けるから!!」
ナギ(アホか...//)
その告白以降、ナギと親しくなった。高校2年生進級後、ナギのバスケ試合にいち早く応援に駆けつけた。そして...
メグリ「がんばれ!」
ナギ(アホか、真白の応援で頑張れる)
高校2年夏休みの合宿にて(親父ーズ高2の夏休み編 )
⚠️親父ーズ高2の夏休み編は現在製作中のShortアニメです。記事執筆まで今しばらくお待ちください。
妹と幼馴染篇(おばさんとの誓い)
幼い娘(ハカ)の容態が悪化する、、急遽、応急治療室に運び込まれ入院が延長したハカ。メグリは毎晩泣いていた。
メグリ「なんで、、娘がこんな苦しい時に、、私は祈ることしかできないの、、、」
その矢先、旦那がハルトの長男で幼い黒神ユウマを連れてきた。
ナギ「メグリ!ハカは助かる!だが、条件が、、いや、説明もいらんな。俺達には...」
ユウマの囮影の分け与えて死の淵から目覚めたハカ。異能力者として覚醒し、代償の呪い(悪霊に体を奪われるリスク)を背負うことになった。けど、娘(ハカ)を救うにはこれしかなかった。神様は本当にいたんだって。
メグリはこう考えた、ユウマとナギに感謝を持った。
ハカが退院後、メグリはハカを連れて、公園で遊ぶユウマにお礼を伝えた。ハカも緊張しながらお礼を言った。その矢先、、、ユウマが吐血する。
メグリは前々からハルトからユウマが悪霊系だと聞いていたが、悪霊達の呪いに耐性を持っておらずこのままで数年も持たずに亡くなると察知した。、、
ユウマ「おばさん!汚いから離れっ!」
メグリ「汚くないわ。だって、ハカを救った恩人だもん。」
ユウマ君はハカを救った恩人。ハカの恩人なら、喜んで私も呪われるわ。
ユウマを鍛える為、ナギとメグリはユウマの師匠としてそれぞれが修行させた。ナギは、ユウマの異能力実験に付き合わせ、メグリは家事全般(特に料理・家計)を徹底的に鍛えさせた。
※⚠️ネタバレ注意(覚悟を決めて、スライドを下げてください。)
妹と幼馴染篇(絶望と希望)
ハカがユウマと共に中学校を卒業した。ユウマの妹『黒神マキ』の誕生日祝いの準備の為、メグリとハカは都内の商店街に出かけた。、、、、そして、目の前には見知らぬ3人組が現れた。
メグリの額から汗が流れた。
この霊気、間違いないわ。憑从影よ。だけど、3人とも感じたこともない、、この霊気は只者じゃないわ。
3人組の正体は青鷺一派の青鷺リンネ・夜伽ネネ・高階。いずれも、組織の棟梁と幹部格だった。
最悪の事態だと判断したメグリはハカを連れて走り抜けるが、裏路地に追いやられる。そして、2人は背後からの3人組に囲まれた。
自分は助からないと判断をし、3人組に背を向けたまま、ハカを両腕で包み込み、しゃがみ込む構えをとった。
そして、、、
ザック!
ハカの視界にはメグリの背中から血飛沫が飛んだ。リンネの斬撃が致命傷となった。「このガキ母親にもう用はない。醜い蟻らしく死ね」とリンネは侮辱し、2人の憑从影を連れてその場を去った。
一瞬の隙で起きた悲劇、ハカも訳が分からず哀哭する。ただ、娘を庇った母親は手遅れだと...
これが...私自身の死なのね..ハカとナギくんにどう言遺せば..
メグリは間も無く尽きる残火を使い、ハカに語りかける。
メグリ「ハカ.よく聞いて..終わらない戦いを.憑从影殲..滅を成し遂げるの..はユウマ君かもしれない..ハカ...ユウマ君を守ってあげて」
ハカ「うん...」
メグリ「泣かない..の....辛い死.が希望になる..瞬間だってあるんだ..から」
ハカへのユウマへの伝言を伝えた後、ハカに伝えきれなかったあのエピソードを語る。
メグリ「ハカには.まだ...私と.パパとの...出逢い.話し..てなかっ.たわね.....」
警察:「はい、三途川ナギさんでしょうか?」
ナギ:「はい?.え、嘘だろ...」
事件発生一時間後、警察より“ハカ入院とメグリ暗殺”の電報を知ったナギも出張先で哀哭した。
ナギは翌日にハルト・ミレイにも知らせ、事実を知ったユウマはハカが入院する病院へ向かいながらふと思う。
呪われまくってる俺にも優しかったおばさんがなんで殺されなきゃならねんだ!
弔辞と哀悼
⚠️この先、ネタバレ注意
憑从影:...蟻の主にはおあつらえ向きな結末だ・・・!
(あぁ、お前も吠えるのかよ)...
家族をまた侮辱さりゃ、もう手遅れだ。堪忍袋の切れた俺は、女の憑从影に対して解剖出力18%まで引き上げた。
俺:お前だけ生かすつもりだったが・・・やっぱ死んどけ
?:ナギくん...
右袖に優しい手触りと聞いた覚えのある声が全身に伝わった。間違いねぇ...
(この霊気は・・・メグリ・・・)
そうか、俺はまたメグリに助けられたんだ。怒りに任せて、ハカを守るための可能性を消すとこだった...
メグリ:昨日お帰りって言ってあげられなくて・・・ごめんね・・・
俺:何...言ってんだ...
メグリ:朝行ってらしゃいも言えなくて・・・ごめんなさい・・・
メグリの言葉を聞いた瞬間、やっと心に靄が掛かる理由が分かった。そうか、俺は昨日からずっと...この声が聞きたかったのか...
そして、同時に後悔と罪悪感が脳内に過ぎる。あの時、俺が2人のそばにいてやれて、守ってやれてたら...
メグリ:そうじゃない、今までたくさん守ってもらったよ...
俺は、高校1年でメグリに惚れた。クラスで特に華のような優しく太陽のように輝いていた。だが、両親のいない彼女がクラスメイトからは冷淡な目線で距離を置かれている事に気づき、心が裂けそうな痛みを感じ始めた。俺はアイツに何をしてやれる?と考えた矢先に体育でメグリが熱中症で保健室送りになった。俺は赤面の顔を合わせないように目線を下に向きながら保健室に向かった...カーテンを捲って蓋を緩めたスポドリを机に置いた。...お大事に...これで終わりだと思った。
明日からお弁当作って持っていくから!。あほか、こんな不釣り合いの俺でいいのか...?.と、言っても気持ちが同じだから答えは決まってる。.......それからのメグリとの付き合いではテスト勉強...学校の帰り道...数えきれね程の思い出が残る。特にメグリの自作弁当は愛情をミックスした最高の美味だったなぁ..んで忘れんられねぇ...
俺はメグリの言葉を聴きながら、2人だけの享楽を振り返った。
メグリ:生きる意味を与えてくれたのはナギくんだからね・・・ナギくんと一緒にいられてメグリはとっても幸せでした!
妻の涙声を聴いた。俺も同じだ
メグリ:ハカとヨミのこと・・・お願いね・・・
俺:あぁ
メグリ:あとユウマくんを・・・導いてあげて
俺:ああ、分かっている
そして、俺はあの約束を問いかける。
俺:メグリ...俺に憑依するか?
メグリ:ナギくんとの“約束”があるもん・・・私はその天命を全うします
やっぱりな...あの約束を果たしてないからな。ようやく靄が晴れた俺の答えは決まっていた。
俺:分かった。武霊具
女の憑从影の意識と記憶を混種ウイルスで改ざんした...自分が三途川ハカを誤って殺したという偽情報を。ついでに体の毒を抜いてやんよ。...女の憑从影は、ゆらゆらと巣へ戻っていった..俺の仕事はこれで終了。