黒神マキ
くろがみまき
マキもお兄ちゃんが大好き!
黒神ユウマ・黒神ミレイの妹だった幽霊。生前は両親経営の黒神心霊相談所と憑从影殲滅専業の第四殲滅部隊に所属した女子中学生であり、元朧火(マグマ)の魔王を囮影に宿した憑影だった。
友人と家族を含めて、誰よりもお兄ちゃんを尊敬愛した子であり、家族で1番愛くるしかった。また、幕ラブの沖田総司オタク(大ファン)であり、自身の部屋に彼のグッズを飾っている。本来なら、ボカロオタクのナナエムと気が合い、オタク熱の語らいがあったかもしれない。
しかし、作中2年前の3月24日に青鷺リンネと戦いに敗れ、殺されてしまう。3月24日は彼女の誕生日でもあり、和光樹林公園(パワースポット)にて兄姉の目の前で殺されており、3月24日の和光樹林公園を来るたびに2人がトラウマで苦しめられている。現在ではマキの遺志を継いで闘っており、兄姉を成長させた死でもある。
マキは2つの夢を願っていた。一般論では、お兄ちゃん大好きっ子で兄妹で雪だるまを作ることが夢であり、普段から笑顔を絶やさない明るい子の印象が強い。隊員論では、憑从影殲滅を成し遂げ街の人々の笑顔を取り戻すのも夢であり、責任感が勇敢な隊員として側面も持つ。
この事件を経緯に、お兄ちゃんは自分に対する非力を感じ、三途川ナギの元で武者修行を続ける。
※詳しくは下記の作中の活躍を参照
性格と人柄
天真爛漫で人見知り。先輩で幼馴染のハカちゃんを含めて友達が少なく、学校では口数が少なく大人しい子だった。しかし帰宅すると、一変して陽気になり、厨二病ムードと安らぎな笑顔をみせる。厨二病と呼ばれても「だって中2だもーん」と軽く返すようなユニークなな子供だが、真面目な苦労も見せる。
国防殲滅部隊の元隊員ながら殲滅部隊には似合わない心優しい子であり、『人を殺したくない』と心の底で思っている。しかし、異能力名家出身者であることも理由に周囲の人々から殲滅部隊隊長である父親と比較されやすかったり、次々と一般人とが憑从影に襲われる度に隊員が応戦して死亡する現状に終わらしたいと考えており、本心を隠して人一倍の努力を費やしている。しかし、純粋無垢で汚れもない心を持っており、家族と慕っている比嘉先輩(故人)には隠しきれない悲しみを相談している。
国防殲滅部隊の中級隊員と年少トップクラスの実力者。しかしながら隊長である父親の幼少期と比べられやすく、一部の人々から「親の七光」と苦言を呈されている。
⚠️核心に迫るネタバレ注意
マキ今…
兄ちゃんの背中にいねーんだろ?
黒神ユウマ
う、うん...
あの日まではいたの...
黒神マキ
真実の解明
死後、酒呑童子が百鬼夜行を行う日までずっと、悪霊の呪いと戦っていた。そのため、2年間兄の背中から一度も出ずに、悪霊の暴走を1人で抑えていた。
百鬼夜行を終えた後、五重塔にて1人で舞い上がっていたタイミングでUnkownに発見され、人質として拉致されている。
その件を知っているのは、”起源の死霊“の霊気を察知した父親が駆けつけた頃には、マキの姿はなく、連れ去られた後だった。後日より父より聞かされた兄は、マキの目の前で誓った。
黒神マキを...
この手で必ず...
奪い返すと約束する...