概要
名門ゼーメル家の一員であり、同家の騎兵団における筆頭扱いの戦力だった。武術の腕は一流だが、人格に難があり経歴に傷も多い。しかし、戦闘能力のみで選出せよという教皇の命により、最近、蒼天騎士に抜擢された。
(電撃の記事より一部抜粋)
本名は、グリノー・ド・ゼーメル(Grinnaux de Dzemael)。
異名は「戦狂のグリノー」。
エドモン卿曰く「知性の欠片もないが、武術だけは一流という武骨者」。
戦闘中に発する「オラオラオラァ!」「ミンチにしてやる!」という台詞が印象に残りやすいせいか、蒼天騎士団の中では非常に知名度の高いキャラクターである。
もっともメインストーリー終盤を除き、登場する蒼天騎士団員の中で名前が出ているのが5人だけというのも関係していると思われる。
愛用の武器は両手斧「聖斧スタンピード」。
これを手にしたグリノーの前では、狂信的な異端者すら恐れを成して「総崩れ」になるとして命名された。
以下ネタバレ注意
メインストーリー序盤、フォルタン家に客人として招かれていたアルフィノとタタルが異端者の疑いをかけられ、決闘裁判にかけられてしまう。そしてこの2人を告発した張本人こそがグリノーであった。
かねてよりフォルタン家とゼーメル家は対立しており、フォルタン家が招いた客人が功績を立てたことをねたみ、本家筋が嫌がらせをしてきたのだろうとエドモン卿は推察している。
とは言え生き残るには決闘裁判に勝つ以外選択肢はなく、光の戦士はオルシュファンとアイメリクの助言を受け、戦う術を持たぬタタルの代理闘士として登場。アルフィノと共に、グリノーと、グリノーの友人であり同僚であるポールクランの2人を相手に戦う。
その後、決闘に勝利した事でアルフィノ達の潔白は証明された。
後に教皇トールダン7世と謁見した光の戦士は、蒼天騎士団団長のゼフィランから「我が部下グリノーの独断であったとはいえ、無実の罪で告発した」として謝罪を受けている。
その後、メインクエスト中盤のダンジョン「強硬突入 イシュガルド教皇庁」で2番目のボスとして再登場。その際「ミンチにしてやる!」とボイスつきで言い放つ。
そのインパクトの強さから、グリノー=ミンチという印象を持っているプレイヤーも多い。
「蒼天のイシュガルド」メインストーリーのラストとなる「ナイツ・オブ・ラウンド討滅戦」では憑依型蛮神「ナイツ・オブ・ラウンド」の一人として登場。しかし最終的に光の戦士により討滅され、消滅した。
その後表向きにはトールダン7世を含めて蒼天騎士団は全員「行方不明」扱いにされている。
pixivにおいては、グリノーの友人かつ部下(現在は同僚)であるポールクランとセットで登場する作品が多い。