概要
荒磯ダンが猿丸太郎に頼んで作ってもらったロボットで、『勇者ライディーン』版ボスボロットともいうべき存在。初登場は第21話。
操縦はダンの他、ひびき洸と同じサッカー部のメンバー(こっぺ、とび俊、のすけ)と、のすけの妹アッちゃん、アッちゃんのペット次郎長による「レッド団」が操縦。
主な材料はスクラップで、下半身はSL、頭部と左右の十字型に配した車輪はドラム缶を使用。
両胸にバネのついたパンチンググローブがあり、初期は出撃時にこのグローブを引っ張るポーズを取る。
動力は石炭で、これが切れると搭乗者が自分の服を火にくべる羽目になる。桜野マリも第26話でレッド団と共に乗り込んだが、石炭切れで服を燃やす羽目になった。
ライディーンのサポートに、と作られたわけだが、サイズが4,5mもなく、戦闘力もドローメですら倒すことができない有様。足を引っ張ることの方が多く、第38話では冒頭ライディーンとコープランダー隊を窮地に陥れたために東山所長から出撃禁止措置を取らされた。
が、劇中全く役に立たなかったというとそうでもなく、同話では汚名返上とSLの煙突を利用した煙幕で敵の眼を遮ることでライディーンの逆転の機会を作るなど、おとり等では活躍する。加えて敵が化石獣から巨烈獣へ替わり、ライディーンへの攻撃が苛烈になる中でも修理不可能になることなく第48話までしぶとく残り続けたりする。