魂魄妖忌とは「上海アリス幻樂団」製作による「東方Project」に登場する設定上のキャラクター。
概要
人物像
魂魄妖夢の爺であり、剣術の師でもある。また先代白玉楼の庭師でもある。
設定上のみの存在ではあるが東方Projectでは数少ない男性のキャラクター。
魂魄家の家系は代々半人半霊であるため、妖忌にも半霊がついている。
幽々子の下で３００年ほど白玉楼の庭師と剣術指南をしていたが、突如失踪。
その役目は、孫の妖夢に受け継がれることになる。
剣術の腕前はまさに師であり、今の妖夢が相手をしたとしても文字どうり子供の手をひねる程らしい。
とても厳格な性格だったらしく、主人である幽々子は彼のことを「頼りになるけど苦手」としていたらしい。
西行妖と西行寺幽々子の関係を知っている人物の一人。
満開の西行妖も見たことがあり、その危険性ももちろん知っていた。
そのことを妖夢に伝えたつもりだったが、妖夢が幼かったからか、妖忌の説明がわるかったのか、うまく伝わっていなかった。
そのため妖夢は西行妖を咲かそうという行動に出てしまう。
半人半霊であるため年をとるスピードが遅い。
満開の西行妖を見たことがあるため1000歳以上と思われるが、白玉楼の庭師をやっていた期間は300年程度であり、700年の空白の間に何をしていたのかは不明。
本編には登場しないものの妖夢の台詞から彼の教えを聞くことができる。
「私は……真実は眼では見えない、耳では聞こえない、真実は斬って知るものだと、お師匠様に教えられてきたの。だから、全ては斬らなければ始まらない。剣が真実に導いてくれるはずなの」
「雨を斬れる様になるには三十年は掛かると言う。お前はまだ、雨の足元にも及ばない」
「空気を斬れる様になるには五十年は掛かると言う。でも、なんだかそんなに掛からなそうな気がしてきたわ」
「時を斬れる様になるには二百年は掛かると言う。……先は長いなぁ」
二次創作においては、ギャグ系の作品ではこーりんのように弄られるが、一方でシリアス系の作品ではいぶし銀としての活躍を見せる。
イラスト
公式のイラストが存在しないため、絵師の想像により描かれる。
しかし一般的には
・白髪で長髪、前髪はオールバック風味
・ご立派な髭を持つ
・着物は妖夢と同じようなものであるが、袴をはいている
といったイラストが多い。
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