説明
説明
漫画『葬送のフリーレン』のフリーレンがミミックに食われかけている姿である。
この世界のミミックは宝箱に擬態した魔物。宝箱と勘違いして開いた者を補食する。
しかしフリーレンは魔法の収集に熱心なあまり宝箱は率先して開けようとする（宝箱に失われた魔法を記した魔導書があるかもしれないため）。
フリーレン「このダンジョンの気配……この感覚……出てきたタイミング……間違いないよ。これはミミックじゃなくて宝箱だ。私の経験と勘がそう言ってる」
フリーレン「鑑定結果は………ミミックだったよ」
もちろんミミックか宝箱かを鑑定するための「鑑定魔法」は存在しており、その鑑定精度は99％を誇っている。つまり鑑定魔法を使えば、わざわざミミックなど開けなくても……
フリーレン「あの魔法の精度は99％だよ」
つまり鑑定魔法でミミック判定が出れば、その宝箱は99％ミミックの擬態なのだから、開けなくても……
フリーレン「これが鑑定精度から漏れた1％かもしれない」
つまり1％は宝箱である可能性が残されているのである。ゆえにフリーレンはソシャゲガチャを回す勢いで「ミミックor宝箱」の賭けに挑戦してしまうのである(実際に1％を引き当ててしまった事もあったらしい)。そして結果、たいがいは爆死する。どのみち開けるつもりであれば、鑑定魔法を使う意味はないのでは……？
ちなみにミミックに呑まれた時の対処法として、あえて奥に押し込むことでオエッとなって吐き出してくれるらしい。
そしてミミックに挑み続けるフリーレンの存在は、ミミック界隈でも「世に最もミミックに挑み、そして、最もミミックを葬り続けた魔法使い」として有名になっているとかいないとか。
読者から人気がある光景で、ミミックが人気投票で3位を獲得したり、ぬいぐるみ化もされている。
また公式二次創作『寄り道のフリーレン』では、このフリーレンによる「ミミックor宝箱」への挑戦がテーマのひとつとしてピックアップされている。
さらに2024年1月下旬にはこのシーンをモチーフにしたTシャツが発売される予定である。
