概要
1996年5月11日生まれ、、父ブライアンズタイム母レインボーブルー。通算33戦20勝。
生産者の飯田牧場代表の総一郎氏の父親(前代表)が、トーホウエンペラーの母馬レインボーブルーを高く評価していて「能力がある、走る子を輩出する」という事で繁殖入りし、ブライアンズタイムを種付けして生まれたのがトーホウエンペラーだったのだが、総一郎氏の父親はトーホウエンペラーが競走馬としてデビューする前に他界してしまう。
1999年12月に地方の岩手でデビュー、条件戦を勝ち上がっていく、2000年洞花賞で重賞初制覇。
2001年赤松賞、シアンモア記念と連勝、帝王賞5着、エルムS2着、青藍賞で重賞3勝目、南部杯でアグネスデジタルの2着に連対する、朱鷺大賞典でレコードタイム勝利し交流重賞を初制覇、浦和記念で2着、東京大賞典で同じ地方馬の南関東3冠馬トーシンブリザードや中央で最優秀ダートを2度受賞したウイングアローを破りGI初制覇。
生産者の総一郎氏は「父親はレインボーブルーという馬の可能性を見抜いていた、その選択が正しかった事が証明されて嬉しいです」とインタビューで答えている。
20001年のNAR年度代表馬に選出される。
2002年フェブラリーS5着、帝王賞5着、名古屋大賞典で重賞6勝目、ブリーダーズゴールドカップ3着、青藍賞連覇で重賞7勝、南部杯でGI2勝、JC ダート6着、東京大賞典8着。
2002年二年連続NAR年度代表馬に選出される。
2003年1月に引退式が行われ種牡馬入りした。
2014年種牡馬引退し功労馬として現在も存命中。
メイセイオペラと並ぶ菅原騎手の代表的騎乗馬。
アブクマポーロとメイセイオペラ、コスモバルクとアジュディミツオー、その間の時代にトーシンブリザードと共に活躍した地方の名馬。