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現代日本の編集履歴

2023-11-18 00:24:30 バージョン

現代日本

げんだいにほんまたはげんだいにっぽん

読んで字のごとく、「現代」の「日本」を表す。フィクションの業界では、劇中の時代・地域設定を表すために使われる。

解説

フィクション(物語)の舞台設定(世界観)は、多種多様であり、その中でも「現代日本」と称されるものがある。

おおむね、20世紀末(1990年代)から21世紀初頭(2010年代)の日本を舞台にした場合に用いられるが、時代設定の基準は、時を経るごとに変化していく。


連載が長期にわたる作品の場合は、キャラクターは加齢せず、文化が変化していく(携帯電話からスマートフォンに持ち替えるなど)


フィクションにおける「現代日本」の相違点

以下は令和時代におけるものであり、今後変化していく。ただし、作品によって、あえて変えられている特徴もあり、それが作品の特徴でもある。


  • 髪の色と瞳の色がカラフル。体型も白人体型。
  • 天皇は決して登場しない。創作元号のことも多い。
  • なんとか軍が存在しており憲法9条改正済なことが多い。軍需産業が発達している。
  • 朝鮮半島に関連したものもめったに登場しない。
  • 少子高齢化の進行が遅く小学生・中学生・高校生やきょうだいが多いが、大学進学率がかなり低いようで大学生はあまり登場しない。
  • 実際の現代日本と比較して治安が悪い。怪人や化物などによる犯罪が日夜発生しているが、政府も対策する気が薄いのか民間ヒーローが戦っていることもしばしば。
  • 男女の人口比が作品ごとに極端に違う。
  • 地方都市が舞台でも何故か首都圏同様の生活様式(駅周辺に依存した生活スタイル)をしている。
  • 巨大な洋館や学園都市が各地に存在する。
  • 珍名字が多い。

海外の作品における現代日本については勘違い日本を参照。


飲食物やテレビ番組、ファッションなどは流行が目まぐるしいため、その作品がいつ作られたのかを判別できる要素でもある。


「現代」とは「いつ」か

「現代」がいつを指すのかは、その物語がいつ制作されたのか、読者(及びそれに準ずる視点)がいつ物語を評価しているのか、によって変わってくる。


例えば1950年の日本を舞台にした物語でも、出版されたのが1950年ならば「現代日本を舞台にした物語」と称されていてもおかしくはない。

だが、同じ物語でも、2000年時点に評価する場合は、「現代日本を舞台にした物語」と称するのは難しいだろう。


逆に、2021年を舞台にした物語が2021年に出版されたのならば、「現代日本を舞台にした物語」といって差し支えない。

が、その物語が200年後に読まれた場合は、その限りではない。


このように、制作者によって「現代日本を舞台にした物語」と称されたものであっても、観測された時代によって、「現代日本を舞台にした物語」かどうかは変わっていくのである。


ただ、認識を共通しようとする者たちは同じ時間においてその物語を観測するので、その者たちの間で「これは『現代日本を舞台にした物語』か否か」という認識に齟齬は発生しないだろう。


劇中世界における「現代日本」

物語の中にいる者=キャラクターが「現代日本」という表現を用いることがある。

例えば異世界や異星、異なる時代などに移動した場合、その土地や時代の文化を比較評価するときである。

その場合は、そのキャラクターが(異世界・異星・異時代に来る前に)生きていた時代が「現代」ということになる。

特に読者への説明を必要としないため、割と安易に使われる表現方法であるが、物語が長く伝えられることを考えると、あまり多用しないほうが良いのかもしれない。

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