空対空ミサイル
くうたいくうみさいる
空中から発射し飛行物体を撃墜するためのミサイル
概要
空対空ミサイルとは、空中から発射して敵性飛行物体を撃墜するためのミサイルである。
英語ではAir to Air Missileと表記され、AAMと略称される。
主として戦闘機に搭載されて使われる。
概ね、
- 人間が目視できる程度の距離(約20nm≒37km)の相手を攻撃する視程内射程ミサイル(Within Visual Range AAM / WVRAAM)
- それよりも遠方の距離の相手を攻撃する視程外射程ミサイル(Beyond Visual Range AAM / BVRAAM)
の二つに大別される。前者は近距離でのドッグファイト(近接格闘戦)、後者はアウトレンジ攻撃で用いられる。
これ以外にも攻撃ヘリや武装ヘリコプターにスティンガー等のMANPADS(歩兵携行用の地対空ミサイル)を乗せて空対空ミサイルとする場合もある。