概要
「少女部隊」と呼ばれる戦闘部隊の一人でセツナ、梔と共に行動することが多い。
スリーサイズは、B71・W56・H77。フェイバリットパンツはくまさん。
性格は天真爛漫でかなり天然、漢字を読むことができない。「んい!」が口癖。ブレイドからは「未央たん」と呼ばれている。
ブレイド達に敵対心はさして無いらしく、彼らとの戦闘時は戦っているというよりも遊んでいるような素振りであった。
見た目は幼いが、「力」の能力を備えている上、悪気無く周りの物を破壊することがあるためかなり危険。
ただし、崖から落ちそうになったクルスやBQを倒すなど、頼もしい一面も。
活躍
原作漫画版
第2部では、主人公となったクルスの最初の仲間となり、イヴ・ノイシュヴァンシュタインも病院で入院中であるためか、ほぼヒロイン的な扱いとなっている。
ブレイドとアークライトの戦いによる大爆発でセツナたちとはぐれてしまい、偶然近くに倒れていたクルスを介抱していた。
その後、ぬいぐるみの補修に付き合わせることを条件に、彼がブレイドと再会できるまで同行することを約束する。
現在では彼を「山田」ではなく本名の「クルス(君付け)」で呼ぶ数少ない一人となっている。
後にクルスとブレイドが無事合流し、当初の協定は達成されたが離脱の素振りを見せていない。
また、クルス達を守るためとはいえシメオン関係者に攻撃を仕掛けるなど、少女部隊の一員としては、「裏切り者」に等しい非常に危ない橋を渡っている。
未央がここまでクルスに協力していたのは、第1部におけるシメオンビル爆発の際に何者かがクルスを助けていたのを目撃したからであり、その時クルスを助けたのが「天使様」であると確信している。
セツナや梔とは異なり、シメオン製薬やシティへの忠誠心や執着は低く、ブラックスポットで生きていくことにも不満はもっていない。
シメオンへの帰還後、天使様に助けられたクルスを死なせてはならないという漠然とした確信から、既に身体機能が停止していた照山最次の死体を担いで独自に行動を開始。
偶然にも自分の元に飛び込んできたエデンズシードの槍を使って、照山の復活に成功させ、彼と共に、クルスを抹殺しようとしたセツナと梔の前に立ちふさがった。
アニメ版
終盤において、第2のザ・セカンドと化したアークライトが「特殊な能力を持つ者は神(自分)以外に必要ない」としてブレイド一派だけでなく、自分を始めとした少女部隊とシメオン四天王のアルカ・シルトまで手に掛けようとしたため、クルスが立てた作戦にセツナ、梔、アルカと共に協力し、暴走したアークライトの打倒に貢献した。
最終決戦後は、生き残った少女部隊のメンバーと共に「喫茶サイコキネシス」を開店している。
能力
「力」(パワー)
その名の通り力の能力。
鉄筋を軽々と持ち上げたり世界で最も重いとされるオリハルコンを持つことができる。
・未央ちゃんパンチ/未央ちゃんヒップアタック/未央ちゃんキック
力の能力で放たれる攻撃。
敵を一撃で吹き飛ばす。
・未央ちゃん剛速Q
超重量を持つ巨大ヌイグルミを敵に向かって放り投げる。
・未央ちゃんヒップスタンプ
超重量を持つ巨大ヌイグルミを抱えて敵の上に落下して押し潰す。
ブレイドを違う意味で昇天させた。
・未央ちゃんスラッシュ
巨大な鋏を振り回し攻撃する。
・未央ちゃんけろけろロケット
カエルのような姿勢で屈み込んだ後、跳び上がって頭から突っ込む。
・未央ちゃん背負い投げ
ジャーマンスープレックスである。