カルパッチョ・ローヤン
かるぱっちょろーやん
「僕は痛みを感じてみたい」
「だが君程度では、到底僕に痛みを与える事は出来ない」
概要
CV:内山昂輝
内部進学1位通過。国宝クラスの特別な杖である最古の十三杖(マスターケイン)の内の一本に選ばれた天才。
その加護によって痛みを感じたことが無かった為に、人の痛みを知らない性格となった。
マッシュ以上に無骨かつ冷血な赤髪の青年。
感じたことが無いが故の興味から痛みについて学んでいたが、実際に感じるまではそれを理解する事は出来なかった。
雑誌掲載時は「凶悪エリート」と評されている。
治癒の杖
「僕は痛みを感じる事が出来ない」
「僕の杖は特別だ」
カルパッチョが持っている杖でその加護は痛みの無効化。
正確には守護霊的な女神像が杖の所持者のダメージを自動で吸収し、全て引き受けるというもの。
これによって所持者は痛みを感じず、傷が付いても何も無かったかのように元通りとなる。
この加護とダメージを移す魔法を組み合わせる事で、相手にだけ一方的にダメージを与える事が出来る。
尚、女神像自身にも攻撃能力があり、大量の注射器を射出する事が出来る。
痛みを引き受ける女神像によって実質無敵と言えるのだが、その許容量には限りがある。
許容量を超えそうになるとヒビが入り、耐え切れなくなれば破壊され、その間だけ加護は無効となる。
とはいえ、ダメージ反射により許容量の限界を見る前に倒されてしまうのが普通であり、マッシュレベルの人並み外れた耐久力があってようやく底が見えるほどに堅牢。
その上、女神自身も自動で治る為、ヒビが入っても修復されて元通りとなる。
マッシュとの戦いでは、友達をバカにされて怒り心頭のマッシュの猛攻によって女神像にヒビが入り、そのまま顔の表層を破壊された事で女神像の姿が変化。
攻撃形態となった女神像の攻撃とダメージ反射の組み合わせでマッシュを追い詰めようとするも、鉄の杖で出来たラケットとどこかから取り出したボールを用いたラリーが始まる。
注射器を避けながらヒビ一点を狙い撃ちし続けるマッシュのナースの壁打ちによって修復スピードが追い付かなくなった女神像は、顔面のヒビから全身が粉々になって消滅。
そして女神像が破壊されて加護が消えたカルパッチョ自身も脳天に強烈な一撃をもらって戦闘不能となった。
生まれて初めて感じた痛みと恐怖を実感し、自分が与えた痛みを他人の為に耐え続けていたフィンを評価しつつ、歴然とした差と自らの負けを認めた。