フィン・エイムズ

ふぃんえいむず

漫画『マッシュル-MASHLE-』のキャラクター。

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目次 [非表示]

1 プロフィール

2 概要

3 容姿

4 語録

5 固有魔法(ネタバレ注意)

6 余談

6.1 表す絵文字

6.2 衣装情報

6.3 アニメ

7 関連動画

8 関連イラスト

9 関連タグ

「僕の名前はフィン・エイムズ。

好きな言葉は『安寧秩序』だよ。

平穏な学園生活を送りたいな…」

プロフィール

名前	フィン・エイムズ
性別	男性
年齢	16歳
誕生日	1月23日
身長	170cm
体重	52kg
血液型	A型
足のサイズ	26cm
家族構成	父・母(共に故人)、兄(レイン・エイムズ)
利き手	右
一人称	僕
呼び名	フィン、フィンくん、フィン・エイムズ、そばかす君(ラブ・キュートから)
固有カラー	黄色
得意科目	魔法動物学…かな
苦手科目	体力育成、ホウキの授業
趣味	最近はDIYと料理
好きな食べ物	豚もやしポン酢
好きな言葉	安寧秩序
好きな異性のタイプ	優しい人、落ち着いている人
苦手なこと(もの)	怖い人、ノリがヤバい人
よく訪れる学校スポット	寮のキッチン
お小遣い使用例	DIYの工具
休日の過ごし方	兄のウサギの為の買い出しの手伝い
CV	川島零士（テレビアニメ）、花江夏樹(原作PV)
舞台演者	広井雄士

概要

マッシュの同級生で最初の友人であり同室の少年。

アドラ寮の一年生で内部進学組。

寮部屋は302号室でマッシュとはルームメイトでもある。

作中における常識人兼ツッコミポジション。

何かと突飛な行動をしでかすマッシュや周囲に振り回されている。

良く言えば慎重、悪く言えば小心者な性格であり、小市民的な思考をしがちで押しにも弱く、基本的に怖がりな性格である。

高官の息子ロイド・キャベルに脅され、マッシュの教科書を破けと命令され、彼に逆らうと強制的に退学させられたり、酷い目に遭ったりするという事実があるため、その恐怖から罪悪感を感じながらも言う通りにしてしまう。

しかし、自分を「友達」と言ってくれたマッシュへの良心の呵責に苛まされた末、勇気を振り絞ってロイドに反抗。これによって、ロイドとその取り巻きからのリンチを加えられていたところに現れたマッシュに真実を告白し、怒りを燃やした彼によって救われた。

その後、302号室にマッシュが帰ってきたシーンではロイドに乱暴された怪我も包帯で手当され、晴れやかでほがらかな笑顔のフィンが見られる。

二人の絆が深まり、本当の友人になれたと思われる場面である。

小心者で臆病なため、作中では基本的に戦闘シーンはなく、戦いになると怖がって泣きながら戦闘キャラのドットやランスの足にしがみついて喚いていることが多い。

争いごとは苦手だが、魔力搾取騒動の際に部屋に一人残されるのが寂しくてマッシュに付いて来るなど、寂しがり屋な面から自分からそういった場に来てしまうことも。

初期はそれが顕著で、マッシュに助けられたり七魔牙戦で突然現れた二人の二線魔道士マイロとラブ)を怖がり、終始ドットに守られていたり、ラブとの戦闘後に攻撃してきたマイロの攻撃を兄のレインに防がれている。

また、無邪気な淵源関連の戦闘時にはランスに庇われているなど、主要人物ほとんどに守られたことがあるという経緯を持つ。

一方で、他の人間が目にも止められないマッシュの動きを完全に視認しツッコミを行えるほど動体視力が飛び抜けている。

他にもランスの面倒見の良さやドットの育ちの良さにも誰よりも先に気付いており、そうした観察眼も鋭い。

マッシュ程ではないが勉強は不得意で内部進学ボーダーギリギリだった。カルパッチョからはそれで覚えられており、それを知った時は「何時の間にか悪目立ちしてた…」と気まずそうにしていた。

性格や得意魔法から何かと守られポジションになることが多いが、友達思いで優しく根が強いところがあるので

最後まで諦めずに立ち向かおうと頑張れる強さがあり、選抜試験や最終決戦でその一面が見られることになる。

神覚者レイン・エイムズを兄に持ち「兄さま」と呼んで慕っている。(詳しくはエイムズ兄弟の記事を参照。)

兄との関係は、彼の冷たい対応もあって少々ギクシャクしていた。しかし、それは神覚者となった自分の近くに弟がいると危ない目に遭うという心配からわざと距離を置いていただけであった。

それまで兄に嫌われていると誤解していたフィンだったが、無事に和解し、わだかまりはなくなったようだ。

平和に過ごしたい願望とは真逆の方向に進んで行くことになるが、ことあるごとにマッシュの言葉を思い出しており、出会えて良かったと思っている様子がうかがえる。

おまけ漫画及び２０２２年誕生日イラストの未来が見える水晶では、何と妻子に恵まれている。

読者からの質問コーナーでも将来は公務員との回答、卒業後は安定した生活が送れそうである。

容姿

童顔でそばかすがある顔立ちと前髪の一部に三日月を思わせるような金髪のメッシュが入った黒髪が特徴的な少年。後頭部は角張っている。

瞳は大きめの金目で、アザは右頬に一本線。

身長はマッシュと1cm差しかないが、体格が全く違っているためアドラ寮組で並ぶとより華奢さが目立つ。

語録

「僕の名前はフィン・エイムズ。」

「好きな言葉は『安寧秩序』だよ。」

「平穏な学園生活を送りたいな…」

「…送れるかな？っ……お願いっ！送らせてっっ…！！」

紹介PV内で言っていた言葉。

彼の人柄とこれからの受難が感じられ、「お願い」の部分に頗る切実さを感じる。

「危機感の欠如！！」

302号室にて、課題をしないとまずいという話をしていた際にマッシュの脳天気な発言を受けて嘆き、「くっ(＞＜)」というような表情で言った言葉

固有魔法(ネタバレ注意)

彼の性格も相まって、作中で固有魔法を初披露する機会はアドラ寮1年の5人組の中では最後である。

※以下、ネタバレ注意!!(コミックス第6巻以降)

弱虫な僕でも　ヘタレな僕でも　友達を見捨てるなんて情けない事できないんだよ！

チェンジズ

コミックス6巻、52話で使用。対象の場所を入れ替える魔法。

神覚者選抜試験で、各チーム水晶を割り合い、チーム内のすべての水晶が割れたら脱落という試験が行われる。その時、フィンはマッシュ、ドットと同じチームとなるも、マッシュとドットは試験開始前に自分で落として割ってしまう。

かくして残ったのは戦闘タイプでないフィンの水晶だけだったため、マッシュたちは自分たちでフィンの水晶を守ると安心させるが、試験開始時に3人ともバラバラの位置に配置されてしまう。このことに焦るフィンだが、タイミング悪くオルカ寮のカルパッチョ・ローヤンが別チームの生徒を自身の魔法を使って痛めつけているところを見かけてしまう。

咄嗟に気配を消し、「僕は壁…僕は壁……」と壁と同化してやり過ごそうとするがもちろんカルパッチョにはバレてしまう。フィンの水晶も割られてしまいそうになるが、初めての友達かつ恩人であるマッシュが今年神覚者候補にならないと死刑になってしまうことを思い出し、自分より圧倒的に強いカルパッチョから逃げるためにこの魔法を使用した。

チェンジズを使ったものの、カルパッチョには追いつかれたあげく瀕死の重傷を負うが、駆けつけたマッシュに救出され、彼がカルパッチョを撃破し勝利したため、フィンの頑張りとマッシュの追撃によりマッシュ達のチームは無事合格できた。

(カルパッチョへの止めの攻撃は鉄の杖で作ったテニスラケットを使用。)

また、初期はフィンのことをよく知らず見下していたカルパッチョだったが、この戦いを経て生まれて初めて“痛み“を知ったことにより『痛みは恐ろしい』ということを知り、そんな恐ろしいものに人のために耐えられるフィンはすごいやつだと認め、心の中で完敗を認めている。

※以下、更なるネタバレ注意!!(コミックス第14巻以降)

頼ってよ…僕達この世でたった2人の兄弟だろう…

普通なんていいんだよ。僕にとっては今が幸せなんだから・・・。友達だってたくさん出来たし、それに教えてもらったんだ。できなくても怖くても、お互いに助け合うのが本当に大切な事だって。