概要
初期には木のヘラ(しゃもじを大きくしたような形状)のようなものも存在したが、やがて手網状をした枠の縦横に糸(※)を張り巡らせた現代の形になった。
その成り立ちからかつては木製が主流であったが、1970年代からアルミ、鉄、グラスファイバー、カーボンファイバーなどの新素材ラケットが続々登場、1976年にはプリンス社がのちに「デカラケ」と呼ばれる打球面積110平方インチのラケットを発売、テニスの歴史を大きく塗り替えることとなった。
現在は、ラケットのサイズは全長73.66cmまで、ラケット面の大きさは縦39.4cm、横29.2cmまでと定められている。