概要
事の始まりはペイン戦の最終決戦クライマックスの時である。
ペインは神羅天征を使ったことで五秒間、神羅天征が使えなくなってしまう(術と術の間に五秒間のインターバルが生じるため)当然、ナルトはこの隙を見逃さず螺旋丸を発動させ襲撃体制に入る。しかし、ペインとの距離は懐に入るまで五秒以上はかかってしまう(螺旋丸は相手に直接当てないといけない)。そのためペインは当てられるわけがないと高をくくったうえで、ナルトに、
ペイン「答えを持たぬお前ごときが---諦めろ!!」と言い放つ。
しかし、ナルトは分身が自分を遠くにぶん投げることで一気に距離を縮めた。この時にナルトは、
ナルト「俺が諦めるのを---諦めろ!!!!」と叫んだのである。
当然、油断していたペインは反応できるはずもなく螺旋丸を打ち込まれてしまい敗北するのだった。
その演出と熱さも相まってシーンとともに非常に人気の高い名台詞である。「NARUTOの名台詞と言えば?」ときかれれば、このセリフを上げる読者も少なくない。ちなみに、このセリフの初出はこのシーンではなく、ナルトが読んでいた自来也の小説・『ド根性忍伝』の中に決め台詞として出てきた時である。
余談
原作ではこのセリフを言ったのはナルトだけだが、ゲーム(ナルティメットストーム2)では自来也もペイン戦で言っている。その時のセリフは「わしが、諦めるのを、諦めろおおおおお!!!!」である。演出と中の人の熱演もあって感動すること間違いなしなのでファンならば必見である。