概要
場面は原作第442話。ペイン戦のクライマックス。
ペイン(天道)の繰り出す術「神羅天征」は強力だが、再発動のためには5秒間のインターバルが必要となる。ナルトは影分身による陽動を繰り返しながら隙を窺っていた。全方位からの奇襲にも反応したペインは神羅天征を放ちつつ、
「答えを持たぬお前ごときが―――諦めろ!!」
とナルトに言い放つ。
しかしナルトは大量の影分身に支えられながら踏ん張り、間髪入れず螺旋丸を発動させる。ペインは螺旋丸が投擲できない術であることから油断するが、ナルトは分身に自分自身を投擲させることで一気に距離を詰め、渾身の一撃を叩き込む。
勝負が決したこの瞬間、ナルトがペインに向けて叫んだセリフこそ、
「オレが諦めるのを―――諦めろ!!!!」
である。
その演出と熱さも相まってシーンとともに非常に人気の高い名台詞である。
ちなみに、このセリフの初出はこのシーンではなく、ナルトが読んでいた自来也の小説『ド根性忍伝』作中の決め台詞である。
余談
原作ではこのセリフを言ったのはナルトだけだが、ゲーム(ナルティメットストーム2)では自来也もペイン戦で言っている。その時のセリフは「わしが、諦めるのを、諦めろおおおおお!!!!」である。演出と中の人の熱演もあって感動すること間違いなしなのでファンならば必見である。