概要
北祇国と言われる古代中国風の架空の国を舞台にした作品。
主人公の王花鈴は極悪官僚王皓の娘。友人を作る為、父から離れ影響力が(比較的)少ない後宮で女官見習いとなるが後ろ盾がない上、病弱で優しい幼帝暁星を守るために様々なトラブル巻き込まれる話。
登場人物
- 王花鈴(おうかりん)
友人を求めて極悪官僚の父の影響力が少ない宮中に女官として入った少女。
心優しく平和主義の少女。しかし父親が宮中どころか国でも広く名の知れた極悪官僚であることと本人の人相が(整ってはいるものの)ジト目、ギザ歯、目の下の隈とやや怖い事からか後宮でも恐れられている。実家で暗殺術を叩き込まれた為、高い戦闘力の持ち主。物騒な実家で育った為かポジティブな性格をしている。優しい事は優しいが暗殺が当然のようにある家庭に育った為か自衛や大切な人のためなら容赦のない一面も。
- 暁星(ぎょうせい)
北祇国第五代皇帝。二人の異母兄が立て続けで死んだため10歳で即位した幼帝。
後ろ盾がなく病弱で幼いため周囲からは命を狙われている。
心優しく穏やかな性格をしており花鈴に対しても優しい。
- 王皓(おうこう)
花鈴の父。国を牛耳る極悪官僚。かなりの美形だが出世の為なら拷問・暗殺を当たり前のようにするため宮中は勿論市民からも恐れられつつも嫌われている。その一方で憂国の志を持っている模様。