概要
電気を流して感電させる物もある。
進入もしくは脱走を阻止するために付けられている。
戦場で用いられる場合には敵軍の進行を制限する障害物として使用される。
破壊せずに進行する場合は防衛側が望むように移動経路は制限され、破壊して進行する場合でも破壊までの間進行は停滞し、破壊がされても大きな穴があけられるまでは穴に集中してしまうため、防衛側は優位に立つことが出来る。
単体の有刺鉄線と同じく複数のトゲに衣服が引っ掛かれば容易に脱出できず良い的になり得る上、鉄条網の場合はそれが何重にもあることから短時間かつ容易に乗り越える事は難しい。
車両で強引に踏み越えて突破口を開くという手もあるが、その場合車輪や履帯に鉄線が絡まって最終的に走行不能に陥る危険がある(細い鉄線と言えども何重にも絡まるとその束縛力は馬鹿にならなくなる)。
爆破除去するにも爆風に強くなかなか切れないのでバンガロール爆薬筒といった適した爆薬を用いたり、多めの爆薬が必要となるだけでなく、身を隠すのも難しく設置と退避も一苦労となる。
シンプル・低コストにしてなかなか厄介な障害物である。
関連イラスト
外部リンク
関連タグ
地雷原:併用されている事が多い