概要
何かの周りを取り巻く動作のこと。または、何かの周りを取り巻くものそれ自体を指す。
※原義から派生した語意は下記を参照。
曖昧さ回避
- 敷地や建物の境界に設けられる塀や垣根のこと。
- 別宅などを与えられ扶養されている「囲い者」の略称。
- 茶室を指す名称。茶道の開祖である村田珠光が、広い座敷を屏風で区切り茶席を考案したことから。また、茶室に設けられた仕切り壁は「道安囲い」と呼ばれる。
- 将棋における戦法の一つ。「玉」を守るために囲うような陣形を取ることから。矢倉囲い・美濃囲い・穴熊囲いなどがある。
- 特定の人物のファンを指すネットスラング。好意を抱く人物の擁護者であるかのように熱狂的なことから、こう呼ばれるようになった。現在は否定的にも使われる。
小噺・駄洒落
落語などでは以下のような小噺が有名。
- 「隣の家に囲いが出来たんだってねぇ」「へー(塀)」
- 「隣の家に塀が出来たんだってねぇ」「かっこいい!(囲い)」