バズーカ
ばずーか
バズーカ(英語:bazooka)は、アメリカが開発した携帯式対戦車ロケット弾発射器の愛称。
肩に担ぐタイプの大型火器の通称。
無反動砲と混同されがちではあるが、バズーカと称される場合は弾頭自体が推進力を持ったロケット砲のほうが正しい。
厳密な意味での「バズーカ」と称されるのは米軍が使用したM1・M9・M18ないし、朝鮮戦争時のM20対戦車ロケットランチャーであり、兵器のカテゴリーではない。
名称の由来は「バズーカ」が開発された当時、アメリカで人気だった、コメディアンのボブ・バーンズが持っていた大きな笛型小道具から来ている。
愛称が架空兵器のカテゴリーとして一人歩きした例は、バズーカのほかにバルカン砲なども存在する。
架空兵器としてのバズーカの定義は「大口径で口径に対して銃身長が短い砲」もしくは「実在のバズーカに則った形状」であることである。