概要
美崎醜花は、YouTubeチャンネル「ゆっくり醜花」のキャラクターであり、「東方醜純録」の主人公である。白と黒の髪の少年。
「マリー」と言う女性に復讐することを目的として行動しており、自らを「最も醜い復讐者」であると言っている。その執念は凄まじく、自身の幸せを勘定に入れていない。
悪事に一切の抵抗がなく、勝つためなら、人格を否定するほどの侮辱などの精神攻撃をして見せる。
一方で、普段は他人に関心や優しさを向ける好青年でもある。
戦闘能力
幻想郷の実力者に比べると格段に弱い。本人も最弱を名乗っており自覚している。
能力は開花したばかりにしてはそこそこ使いこなしているが、持て余している。
得意な妖気の属性は、汎用性に優れた「水妖」とデバフに特化した「暗妖」。
「方向転換」
名前の通り様々な物の方向を変えることができる。
「発動時瞬きをする必要がある」「発動時頭痛が発生する」と言う大きいデメリットがあり、方向を変えられる対象は一つだけ。その割の合わなさ故に醜花本人は「最も弱い能力」と認識している。
「異類異形」
触手や自らの肉体などの「醜い物」を操る事ができる能力である。醜花はこの能力を活用して戦闘を行う。
「嫌われ者」
片耳の聴力・片耳の視力・痛覚と引き換えに、醜花の周りに存在する物全てに恐怖と激しい嫌悪感を与える恩寵。
「置かれた花瓶」
新たに手に入れた恩寵。指定した対象の肉体/精神の損傷を全て丸ごと自身の身で肩代わりする事ができる。
技一覧
カッコ内は読み
- 【醜擬】姦姦蛇螺(しゅうぎ かんかんだら)
2話で初披露。無数の手を地中から生やし、相手を拘束する。
- 【異形】人体改醜(いぎょう じんたいかいしゅう)
2話で初披露。身体が黒く染まり、異形の眼が顔に複数現れるなどおぞましい姿に変わる。
時間制限があり、長時間の維持は不可能。
- 【醜骨】餓者髑髏(しゅうこつ がしゃどくろ)
2話で初披露。大きくて硬い手を出現させ、防御する。
- 【醜声】月への咆哮(しゅうせい つきへのほうこう)
2話で初披露。おぞましい奇声を浴びせ、相手の意識を一瞬遮断する。
- 【醜刃】悪心影の心(しゅうじん あくしんかげのこころ)
2話で初披露。鋭利な舌を具現化させ、攻撃する。
- 醜い歌 日常(おわりのうた みにくきうつしよ)
3話で初披露。醜花の普段見ている世界に相手を引きずり込む。
景色は赤黒く、綺麗な花も醜く見える。
この空間は醜花の能力の範囲を拡張する。
- 醜槍術 言の葉(しゅうそうじゅつ さしころせるもの)
3話で初披露。触手が相手に襲い掛かる。
- 【醜療】淫魔の施し(いんまのほどこし)
3話で初披露。無数の手が醜花を包み、自身を回復させる。
デメリットとして、治す際はその傷をつけられた直後の痛みを再び味わうことになる。
- 醜槍術 慰め(しゅうそうじゅつ えぐるもの)
3話で初披露。槍を向けて突進する。
- 醜槍術 良い子(しゅううそうじゅつ ねこかぶり)
3話で初披露。二本の槍でガードする。
- 醜槍術 正論(しゅうそうじゅつ たたきつけるもの)
3話で初披露。二本の槍で叩きつける。
- 醜像群 子供(しゅうぞうぐん どれい)
3話で初披露。醜花の知る人物のコピーを触手で形成する。外見は黒い影で、自我は存在しない。
速度も力もないがかなり固いため、相手は苦戦こそしないものの、倒すのに強い力みを必要とし体力を削られる。
- 醜双 恋人(しゅうそう くされえん)
3話で初披露。自身の能力と槍の能力による技。自身の分身体を生み出す。
1体しか出せず、身体能力は本体に依存する。感情が存在しない為、潜伏すれば殺意や敵意を感知されないというメリットがある。
複雑な戦闘命令を出せるが、無防備であり、消滅するまでにダメージを受けていればそのダメ―ジの一部は本体にフィードバックする。
- 凶化醜槍術 多数決(きょうかしゅうそうじゅつ いじめ)
3話で初披露。高速な攻撃を何度も繰り出す。霊力で強化した思想武器ですら、もろに当たれば破壊されかねないほどの威力を持つ。
- 醜悪奸邪 愛(しゅうあくかんじゃ てにはいらぬもの)
3話で初披露。自身の負の感情を喰い女に吸収させ、それをエネルギーとして放つ技。
自身の能力「方向転換」を使い、全ての思考を負の感情にすることで威力を底上げする事もできる。
- 【醜群】野次馬(しゅうぐん かこうもの)
6話で初披露。触手で相手を囲み、逃げ道を塞ぐ。
- 醜撃 恐神様の息吹(しゅうげき おそがみさまのいぶき)
6話で初披露。喰い女が食らった恐神力を吐き出す。
- 醜人 弱者(しゅうじん にげまどうもの)
6話で初披露。逃げ惑う。緊急回避にも用いる。
- 醜壁 肉壁(しゅうへき へいし)
8話で初披露。無数の手で形成された触手で壁を作り防御する。
- 醜悪体現 嫌われ者(しゅうあくたいげん きらわれもの)
- 妖膜 警戒網(ようまく けいかいもう)
- 正直者(めをそむけよ)
- 妖力集中 聴力強化(ようりょくしゅうちゅう ちょうりょくきょうか)
- 獄戦歩法 炎(ごくせんほほう えん)
- 獄戦歩法 瞬凍(ごくせんほほう しゅんとう)
- 獄戦歩法 冥途音頭(ごくせんほほう めいどおんど)
- 屍神食(しがみしょく)
- 獄戦歩法 煉(ごくせんほほう れん)
- 獄戦歩法 黒鞭(ごくせんほほう くろむち)
- 醜眼 黒褐色の薔薇(しゅうがん こっかっしょくのはな)
- 狂化醜槍術 多対一(きょうかしゅうそうじゅつ いじめ)
- 醜食 醜悪喰らい(しゅうしょく しゅうあくぐらい)
- 醜食 いじめられっ子(しゅうしょく いじめられっこ)
- 喰砲 恐神様ノ喰槍(ぐほう おそがみさまのぐそう)
- 妖纏鎧(あやかしてんがい)
妖力による基本の全身強化術。19話にて幽香から教わった。極めれば、ほぼ妖力消費量無しで維持可能。
体の筋肉に妖力を流し、身体の中を血液のように循環させるのがポイント。
使用中は自身の妖力の色に身体が少し発光する。
- 暗妖 影忘思(あんよう かげぼうし)
第20話で初披露。
- 水妖 潜み川(すいよう ひそみがわ)
第20話で初披露。
- 乱食 喰食乱舞(らんしょく くしょくらんぶ)
- 醜罪 不死者(しゅうざい じさつしゃ)
- 醜食 権力者(しゅうしょく むさぼるもの)
- 水妖 無形盾(すいよう むけいじゅん)
- 水妖 牢獄海(すいよう ろうごくかい)
- 暗妖 暗縛影(あんよう あんばくえい)
- 暗妖 自縛影(あんよう じばくえい)
- 妖命 共命怨嗟(ようめい きょうめいえんさ)
- 醜爆 花火(しゅうばく にくばな)
- 醜域 醜恥肉林(しゅういき しちにくりん)
- 醜人 人間(しゅうじん みにくきいきもの)
- 禁術 鼠小僧の盗技(きんじゅつ ねずみこぞうのとうぎ)
- 弾暗槍
武器
ストーリー開始時点で2つの「思想武器」(人の思いが武器になった物)を持っている。
喰い女(くいめ)
相手や自分の攻撃を「恐神力」、魔法や感情を「屍神力」として吸収事ができる槍。
これらを任意のタイミングで吐き出すことで攻撃も可能。「屍神力」は「恐神力」に比べて貯蓄上限が少ない。
付随している勾玉で貯蓄量が把握でき、貯まっていれば色は濃くなり、貯まっていなければ薄くなる。
それぞれの勾玉の色は、「恐神力」が青色、「屍神力」が紫色。
悪多(あくた)
使用者の能力が、発動できる回数、又は対象にできる物の個数が決まっている物である時のみ、その上限を1つ増やしてくれる力を持っている、三叉の槍。
ストーリー中で手に入れた武器
- 悪喰姫 喰羅忌(あくじきひめ ぐらき)
「喰い女」が武器原転した大剣。妖怪や味方の傷なども食うことが出来る。
- 堕血聖女人形(だけつせいじょにんぎょう)
「悪多」が武器原転した姿。醜花が悪多の操り人形になる代わりに、攻撃が当たった相手に必ず切り傷を作る力、範囲内の対象を血友病にする力、自身の体の首以外の強度を上げる力を手に入れる。