概要
ちいかわに登場するキャラクターであり、ちいかわの親友であるハチワレが怪異化してしまった姿
巨大な猫を思わせるでかつよであり、本編には登場せず、ナガノ展にて出展されたifの姿。
この先パラレルワールド編(仮)ストーリーの重大なネタバレあり
パラレルワールド編(仮)ではとある昆虫型の怪異が発生させたパラレルワールドに巻き込まれた際、パラレルワールドから元の世界に戻るためとある『虫』を捕まえようとキメラである『木』に対象を潰す様に言われたハチワレ。だがパラレルワールドに馴染んだためか体が徐々に変化していき、ついには完全にキメラ化してしまう。その結果肉体だけでなく精神もとある怪異に非常に近くなる事態に陥ってしまった。
そして身体に気付き、飛んでいた虫を見事に両手で軽く潰した行為に対して今までにない感覚を知ってしまったかの様に両手を見つめながら何かに取り憑かれたかの様に自らの力に『潰したッッ!!強いよこの身体ッ、簡単ッッッ!!簡単ッッ!!!』と狂喜しているハチワレ……。
普段の彼からおおよそ欠け離れた様子になってしまった彼の瞳は己の力に酔いしれたかの様に濁りきってしまっていた。
そんな変わり果てた友人にちいかわは明確に敵意を持って武器を向けた。
そんなちいかわの態度に理解が出来ないのかハチワレは静かに強くなっただけと話すもちいかわは依然として武器を向けており、そんな彼にハチワレは『言わないでしょそんな事ッ言わないよねェッ』と癇癪でも起こしたかの様に叫んだのだった。
しかしその後虫を潰した影響かハチワレは無事に元に世界に戻り、姿は既に元に戻っており人格も正常になっていた。
いつものちいかわとも再開したハチワレだったが…一度でも力を得た感覚、簡単と許容できてしまう潰せる"命"、敵意を向けた友人に対し声を荒げた事、ちいかわに対する罪悪感の様な感情を言葉にする事が出来ず…そっと声を飲み込むのだった……。