「言葉っていうのは、安っぽい。でも行動は、真実を語る」
概要
ハズビン・ホテルの登場キャラクター。
人喰いと呼ばれる人肉食(悪魔や天使含む)の上級悪魔であり、『人食いタウン』を治める女領主。
領民である人食いたちの悩みに親身になって相談に乗る温和な性格であり、彼女の手腕によって人食いタウンは喧騒と殺戮飛び交う地獄の中で平和かつ清潔に治められている。
アラスターとは友人関係で、彼曰く「この界隈でもっとも愛らしく、愉快で、危険な上級悪魔」。ロージーはアラスターが人喰いタウンに現れると喜んで出迎えており、「昔馴染みさん」と呼んで(何やら物騒な)取引を持ちかけるなど、思想や力関係的にも相性が良い様子。
天使軍との戦いに備え、アラスターの紹介によって協力を要請しに来たチャーリーを快く受け入れ、人食いたちを集め、彼らを説得してみせるよう促す。しかし、ヴァギーが隠していた秘密を知ってしまい平静でいられなかったチャーリーは、人食いタウン随一の捻くれ者である老女スーザンの賛同を最後まで得られず、説得に失敗してしまう。
それでも穏やかにチャーリーを連れ出し、二人きりで話す場を設ける。チャーリーが抱え込んでぐちゃぐちゃになっていた感情や思考を優しく解きほぐし、勇気づける。
結果的に、彼女が得意とする歌で民衆を説得させることを成功に導いた。