概要
「善は急げ」とは、ことわざの一つである。法句経に収録された経が由来。
『善を為すのを急げ、悪から心を退けよ、善を緩くしたら心は悪事をたのしむ』の一節が段々と略され、現代の形に至っている。
良いと思ったことは、迷わずにすぐに行動に移すべきであるという意味。また、すぐに行動しなければせっかくのチャンスを逃してしまうという意味や、好機は逃すべきではないという意味もある。(本来は「悪いことをしないためには善いことをして、心を善いことで満たす」意味合いであり、現代のものとは大きく異なる)
類義語には「思い立ったが吉日」がある。