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高日美佳の編集履歴

2024/04/15 18:17:52 版

編集者:加賀美 舞

編集内容:英語版の名前を追記修正。

概要

逆転裁判(無印)』及び『逆転裁判 蘇る逆転』の第1話『はじめての逆転』に登場。年齢22才。身長169cm。

職業はモデル。事件の被害者であり、彼女の留守を狙って、自宅マンションの部屋を物色していた山野星雄と帰宅時に鉢合わせし、逆上した彼によって『考える人の置時計』で頭を殴られ即死した。不幸にも海外旅行を楽しみ、帰国した矢先の出来事であった。

矢張政志とは恋人関係にあったが、最近は疎遠になっていた。デートの回数を減らされたり、電話を掛けても出なかったり、出ても即座に会話を打ち切ったりと「あからさまに彼氏との接触を避けようとする態度や行動」が目立っていた。それでも現実が見えていないのか、当の矢張は「俺達は熱愛カップル!」と裁判でも豪語していた。彼のこういった面に嫌気が差して、一時的に距離を置こうとしたのか、それとも「近い内に見切りを付けよう」と思っていたのかは定かではない。当初、警察と検察側は「矢張と不仲になりつつあった事から、彼からの恨みを買い殺害された」と推理していた。

検察側の調査によれば「矢張の他にも複数の男性と関係を持っていた事」が明らかになっており、所謂パパ活によって遊ぶ金を得ていたとされる。モデルとしては無名だったうえ、収入も大した事はなかったからこそスキャンダルの心配も無用で、遊び好きの美佳も自由奔放に振る舞えていたのだろう。

事件の前日まで矢張には知らせずニューヨークで旅行しており、それを知った矢張はショックを受けていた。しかし、旅行先でも彼が作った『考える人の置時計』をわざわざ持ち歩いており「矢張への愛情自体は持っていた」と成歩堂龍一は推察している。いずれ矢張とは別れるつもりだったとしても、彼を遊び相手の1人扱いしていたとしても、一定の好意は残っていたのは確かだろう。

彼女が殺害された事件では、母国と旅行先の外国との時差が関わって来る。英語版では「シリーズ全体の舞台がアメリカ」に変更されており、旅行先もパリに変更されている。

名前の由来は「高飛車」から。ある意味では彼女の性格を表していると言える。『1』及び『蘇る逆転』の攻略本のオマケ漫画では「裁判の前夜、千尋の指南を受けつつ予習に励む成歩堂の姿」が描かれているのだが、悲惨な事に彼には名前を間違えられて、ノートに「日高友加(ひだかゆうか)」と書かれてしまった。裁判前日とは思えない程、情けない失態を演じた弟子の成歩堂に、師匠の千尋は容赦なく顔面パンチをお見舞いした。

英語版では「Cindy・Stone(シンディ・ストーン)」という名前になっている。恐らく「アメリカの女性芸能人繋がり」でシンディ・ローパーシャロン・ストーンを掛け合わせていると思われる。この2人の職業は歌手と女優なのだが、どちらも世界的なスターであり、末端のモデルとして生涯を終えた美佳とは格が段違いである。

余談

美佳の命を奪った凶器の『考える人の置き時計』だが、モデルとなった作品の設定を知ると、皮肉にも凶器として扱うのに適していると言える。『考える人』は本来、ダンテの『神曲』に登場する『地獄の門』を再現した巨大ブロンズ像の一部である。『地獄の門』には多くの登場人物の彫像が付属していて、その中でも『考える人』を始めとする特に評価が高い彫像は、単独作品として作り直した物が多く残されている。

扉の中央上を陣取り、腰掛けている『考える人』が何を考えているのかと言うと「全身に力を込めて、地獄に堕ちた人々の運命に思考を巡らせているという設定」である。

この設定を踏まえると「不幸にも殺害されるという地獄を味わう事となる、被害者の命を奪う凶器のモデルには相応しい」と評価出来る。この凶器は第2話の被害者と合わせると2人もの命を奪っているので「最早、本家『考える人』を上回る不吉な代物」と化してしまった。「脚本家が元ネタの設定を採用した上でシナリオを書いた」のか、それとも「単にインパクトを狙った事で生まれた、偶然の一致」なのかは謎である。

高日美佳の編集履歴

2024/04/15 18:17:52 版

高日美佳の編集履歴

2024/04/15 18:17:52 版

編集者:加賀美 舞

編集内容:英語版の名前を追記修正。