CV:大橋彩香
人物
今作におけるヒロインの一人。
讃岐造麿とその妻・媼の元で娘として育てられている女性で、その清楚で類まれなる美貌から多くの都の貴公子たちに求婚されている。
しかし、自身に求婚した貴公子のうち5人がホラーに襲われ変死したため、雷吼たちに救いを求めた。
一連の事件の犯人は、彼女を金づるとして利用しようとする讃岐造麿と媼が憑依されたホラー、鎌鼬と山姥であり、両者が倒されると月から呼び戻され月へ帰っていった。
以下、ネタバレ注意!!
終盤、黒星明と紅蓮の月の出現に伴い再登場。
その正体は、古の時代に争いをもたらしたというホラー・嶐鑼(ルドラ)を封印するために、安武家の魔戒法師の先祖によって作り出された人間型の魔導具であり、嶐鑼を紅蓮の月へと封印していた。
嶐鑼を封印するための十二の呪文を授けられており、時折口にする意味深な言葉はすべて封印の呪文であったのだ。
嶐鑼との決戦時、封印の呪文のうち二つを欠落してしまい思い出せずにいたが、死の間際の晴明が番犬所に光宮にある封印の呪文が書かれた書物の盗難を依頼し、それを藤原保輔が成し遂げたために全ての呪文を思い出す。
哀しみは諦めにあらず
怒りは憎しみにあらず
慈しみは執着にあらず
諍いは敵対にあらず
気高さは驕りにあらず
生は幻にあらず
死は無にあらず
サイハカンチニアラズ
切望は貪欲にあらず
抗いは足掻きにあらず
憧れは妬みにあらず
そして、光は闇と友にあらん
嶐鑼を紅蓮の月に再封印した後、自身もまた紅蓮の月へと帰った。
彼女が最後に口にした 「別れは終わりにあらず」 という台詞は13番目の言葉だろうか?
関連項目
関連・類似人物
かぐや姫:モチーフとなった人物。