仲間たちとともにダンジョンを探索していくアダルトゲームシリーズ。
第1作『ぱすてるチャイム -恋のスキルアップ-』ではルーベンス大陸のベルビア王国(の舞弦学園)が舞台で、第2作『ぱすてるチャイムContinue』では同じ大陸の『ラスタル王国』が舞台となっている。
ゲームシステムに関しては【育成パート:ときメモ 冒険パート:ウィザードリィ】といった感じで、1週間の流れは以下の通り。
・平日 学校授業日。ここで能力値強化をしていく
・土曜日 ダンジョン探索日。冒険実習したり、特別授業で昇格・スキル習得もできる
・日曜日 休息日だが、ヒロインとデートしたり、式堂兄妹から特訓を受けたりも可能
この他に定期試験も用意されており、試験終了時に指定フロアまで進行できなかった場合は、落第となりゲームオーバー。なお試験日までは進行制限が施されており、解禁されるまでは最深フロアを無限ループすることになる。
・第1層 1~9階、人工的でカラフルなダンジョン
・第2層 10~19階、樹海っぽいつくり
・第3層 20~29階、氷の迷宮
・第4層 30~39階、闇深き洞窟
・第?層 40階、通常手段では進入できない
冒険パートではパーティを組んでダンジョン探索が可能だが、ヒロインやランサー(傭兵)といった仲間キャラの成長には一切干渉できないため、範囲攻撃できる武器を入手できたら一人旅に切り替えたほうがお得。
(一人旅だと戦闘勝利時に得られる経験値/ザッカ/単位が倍増する)
なお地味ながら周回プレイに対応しており、2周目からはショップ内容が引き継がれるようになっている。このため店売り品の約半分が確実に解禁される2周目からは、ダンジョン探索の難易度が格段に下がる。
(特に「イージーワン」や「スリーバースト」がいきなり購入できるのは非常に心強い)
登場人物
- 相羽カイト(デフォルト名、変更可能)
主人公。
種族:ヒューマン
舞弦学園三年生。冒険者志望。
怠け者だがOPイベントで己が無力を痛感し、幼馴染のミュウのために強くなろうと努力する。
続篇『ぱすてるチャイムContinue』では名前のみの登場だが、ファンディスクの『ぱすちゃC++』ではミュウルと共に登場する、
- ミューゼル・クラスマイン
種族:ヒューマン
舞弦学園の三年生。
カイトの幼馴染である、神術士志望の少女。愛称はミュウ。カイトと違い優等生。
ノーマルEDである卒業ルートだとミューゼルのみ同行が可能で、ここでのみ彼女の最終パラメータが確認できる。
(なお他の三人からは同行を拒否される)
続編は、彼女のルートが正史扱いとなっている。
- コレット・ブラウゼ
種族:ハーフエルフ
魔法使い志望。
舞弦学園の三年生。春先にカイト達のクラスに転入してきた女子生徒。
種族的な理由で、見た目が幼い。
(そのためか、コレットのみ学生服の着用CGが一切用意されていない)
コレットルートでのみ、真ラスボスとの戦闘ができる。
続篇にも登場するが姿を現さない。(ファンディスクを除く)。
- セレス・ルーブラン
種族:エルフ
舞弦学園の三年生。カイトたちとは別クラス。
ちょっとした隠しキャラで、5~6月の間に特殊な手順を踏まないと知り合えない。
スカウト志望(弓使い)のおっとり巨乳ドジ眼鏡っ子。クラスメイトのグロリアと光代に虐められていたがカイトの指摘を受けるまでは、自分のドジな性格が原因で嫌がらせを受けていると考えていた。
セレスルートは他の三人よりも外伝要素が強く、学園生活の描写が終始多いのが特徴。
(物語のキーマンであるミューゼルとの縁がほとんど無いため)
続編では光陵学園に通う主人公のクラス担任として登場する。
- 竜胆沙耶
種族:ヒューマン
舞弦学園の三年生。戦士志望。
こちらも隠しキャラだが、手順はセレスよりも複雑で、加入は最も遅くなる。
カイトのクラスメイトで、ミュウとは親友。剣の腕に自信のある少女。
男勝りの性格だが女性らしく逆境に弱い一面もあり、一度落ち込むと中々復調できない。
妹がおり、その妹は続篇でメインヒロインとなる。
- 小沢千佐人
種族:ヒューマン
舞弦学園の一年生。女顔の少年。
実は隠しヒロインで、誰の手も借りない孤高ルートの最後でまさかのヒロイン入りを果たす。
- ロイド・グランツ
種族:ヒューマン
舞弦学園三年生。カイトのクラスメート。
騎士の家の生まれで、才色兼備。ミュウに惚れており、カイトを目の敵にしている。
コレットルートの最終盤では一時的にPTキャラとして参入する。
- 堂甲斐那
種族:ヒューマン
刹那の兄。
- 式堂刹那
種族:ハーフエルフ。
斐那の妹。
- ベネット・コジュール
種族:エルフ
カイトのクラス担任で魔法を教える。
続編では、光陵学園の学園長をしている。