馬良(薬屋のひとりごと)

ばりょう

『薬屋のひとりごと』の登場人物。

有力宦官・壬氏付きの武官・高順の息子で、馬閃の年子の兄。

科挙(官僚登用試験)に合格するほどの優秀な人物だが、極度の人見知りなため官吏を辞めて壬氏の書類を作業・管理する職に就いている。妻の雀とは政略結婚で一児をもうけている。

『三国志』にも登場した蜀の参謀・馬良と思われる。

劉備に仕えた馬氏の五人兄弟の一人。優秀な五人のなかで最も俊秀な人物とされている。

馬良には眉が白いという身体的特徴があったとされることから、優秀な人物や事柄は馬良にあやかって「白眉(はくび)」と言われるほど称賛されたが、馬良自身は早く亡くなったことにより、主君・劉備や宰相・諸葛孔明にもその死を惜しまれている。

なお、「泣いて馬謖を斬る」の故事で有名な馬謖は馬良の末弟である。

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