Destiny(テレビドラマ)
でぃすてぃにー
概要
『Destiny』は、2024年4月~6月にテレビ朝日系列で放送されるドラマ。
大学時代に起きたある事件と対峙し、父親の死の真相や大学時代の仲間の秘密の顔など様々な過去と向き合っていく女性検事の姿を描く20年の時をかけたサスペンスラブストーリー。
主演は石原さとみ。石原はドラマ『恋はDeepに』以来3年ぶりのドラマ主演となる。脚本は『Dr.コトー診療所』、『リエゾン-こどものこころ診療所-』を手掛けた吉田紀子。
主題歌は、椎名林檎の「人間として」。
登場人物
- 西村奏(演:石原さとみ)
本作の主人公。横浜地方検察庁中央支部所属の検事。信濃大学法学部出身。愛称は「カナカナ」。父・英介の死を機に内向的な性格になっていたが、大学時代に真樹達と出会ったことで少しずつ変わり始めていた。しかし、とある事件を機に検事として過去と向き合う決意を固める。
- 野木真樹(演:亀梨和也)
奏の元同級生であり初恋の相手。大学時代はテストで奏の答案をカンニングするなど不真面目な大学生そのもの。
カオリが起こした交通事故の際に助手席に同乗していたが、命に別状はなく事故はカオリの過失として処理されそのまま退院した。
しかし、この事件を機に音信不通となった。12年後、原因不明の怪我で貴志が勤務する病院へと救急搬送されたが、入院中に突如病院から抜け出し、奏と再会した。
その後、奏の父・英介の死について父・浩一郎に問いただした。
後に、音信不通となった件を知美、祐希、奏に謝罪し、カオリの死の原因となった交通事故の経緯を話した。
- 森知美(演:宮澤エマ)
奏と真樹の同級生。頭脳明晰で聡明な性格であり、他人の意見に左右されない強さを持つ。
しかし、この性格がカオリを死に追いやった一因となってしまい、「私のせいでカオリが死んだ。」と自責の念に駆られるようになる。
その後、祐希と結婚し、一児の母となった。
後に、カオリに奏の父・英介、真樹の父・浩一郎の因縁及び冤罪事件について話していたことが判明。それをきっかけにカオリが暴走したものの、自分自身が巻き込まれることを恐れてそれを止めるどころか、真相を知るために浩一郎の事務所にわざわざ押しかけたカオリに対して「就職でも頼みに行ったの?」と言ったことを後悔していた。
- 梅田祐希(演:矢本悠馬)
奏と真樹の同級生でムードメーカー。お調子者に見えるが、人の気持ちを理解できる優しさを持つ。
知美に好意を持っており、彼女がカオリのことを気にしていたことや自身の行動に後悔していたことを知っていた。
大学卒業後、知美と交際し、結婚した。
- 及川カオリ(演:田中みな実)
奏と真樹の同級生。親が病院を経営している娘として育つが、愛情に飢えている。
5人揃って友達でいることに拘っており、奏と真樹が交際したことに対して嫌悪感を抱いているが、本心では真樹に好意を持っており、真樹の前で「どうして私はいつも一番欲しいものが手に入らないの!?」と吐露していた。
精神的に不安定となり、交通事故を引き起こして死亡してしまう。
後に、知美から奏の父・英介、真樹の父・浩一郎の因縁及び冤罪事件について知らされていたことが判明。それが暴走のきっかけになったと思われる。
- 奥田貴志(演:安藤政信)
「横浜みなと総合病院」に勤務する外科医で、現在における奏の恋人。奏と生活を共にしている。
奏の実家に帰省した際に奏にプロポーズし、了承してもらった。
- 辻英介(演:佐々木蔵之介)
奏の父。故人。東京地検特捜部の元検事。環境エネルギー汚職事件で不正に関与したことで自ら命を絶った。
- 野木浩一郎(演:仲村トオル)
真樹の父。元検事の敏腕弁護士(いわゆるヤメ検)。息子とは不仲。英介の死に関与していると息子から疑われている。後に、嘗て英介と同期だったことが判明。