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リエゾン-こどものこころ診療所-

りえぞんこどものこころしんりょうじょ

『リエゾン-こどものこころ診療所-』は、原作・漫画:ヨンチャン、原作:竹村優作による日本の漫画である。
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概要編集

『リエゾン-こどものこころ診療所-』は、原作・漫画:ヨンチャン、原作:竹村優作による日本の漫画であり、「モーニング」(講談社)で2020年から連載中。

児童精神科を舞台に、ヒロインの研修医・遠野志保が、院長の佐山卓らと、様々な心の病を抱える子供たちと出会い、解決策に向き合っていく医療漫画である。


タイトルにあるリエゾン(liaison)とは、フランス語で「連携」「つなぐ」を意味する言葉である。


2023年1月~3月にテレビ朝日系列の金曜ナイトドラマ枠で実写ドラマ化。主演は、山崎育三郎。脚本は、ドラマ『Dr.コトー診療所』シリーズを担当した吉田紀子。主題歌は、コブクロの「エンベロープ」。


登場人物編集

児童精神科「さやま・こどもクリニック」の院長。自身も発達障害(ASD)を持っている。チェロが趣味。叔母が経営していたクリニックを彼女の死後、引き継ぐ形で院長に就任した。

子どもたちの見せる様々な行動を「凸凹」と称する個性と見なし、優しく寄り添う。

同じように子どもたちに寄り添える志保をクリニックに研修医として迎え入れる。

第7話で佐山総合病院の跡取り息子だったこと、父親が佐山総合病院精神科の医局長として息子を迎え入れようとしていることが判明した。

しかし、父親との話し合いにより、クリニックの閉鎖は回避され、これまで通り診察を続けることができた。


ドジな研修医。幼少期から発達障害(ADHD)を持っている。

これまで面倒見の良い祖母にフォローされていたが、一人暮らしを始め、大学病院の小児科での研修時に重大な事故に繋がり兼ねない失敗を重ねたため、教授から医者を諦めるよう言われ、これまでの人生を振り返る中で自身がADHDでないかと自覚するようになる。その後、佐山の治療によりADHDとの診断を受けた。

「ADHDだからこそ逆に子どもに寄り添えることもある」と卓に声を掛けられ、クリニックで研修することになる。

その後、研修期間を終え、佐山総合病院精神科で研修を受けることになった。


臨床心理士。院長である卓のよき理解者であり、留学先のドイツのベルクトハイム大学での同級生。学生時代はヤングケアラーであり、難病を患った母親を介護していた。その事について唯一相談できたのが卓だった。


言語聴覚士。「さやま・こどもクリニック」など多くの病院に出向いている。常に可愛らしいゴスロリファッションを着こなしているが、その見た目に反して男勝りな性格。志保に対してはとにかく当たりが強く、乱暴な言葉遣いでしょっちゅう彼女をこき使っている。

元々小学校教師として働いていたが、自身が担当したクラスに居た発達障害を持つ児童への学校側の対応に疑問を感じて退職し、言語聴覚士へと転職した。



「富士見坂訪問看護ステーション」の看護師。よく「さやま・こどもクリニック」に出向いている。ハワイ好きのサーファー。外見はチャラ男にしか見えないが、児童相談所の不十分な対応に苦言を呈するなど子供たちのためを思う強い信念を持っている。


卓の亡き叔母。生前は小児科・心療内科「りえ・こども診療所」を営んでいた。

ADHDで怪我ばかりしていた幼い頃の志保を優しく迎え、励ましていた。

物語開始の約2年前にすい臓がんで息を引き取っている。彼女の死後、その遺志を引き継いで卓が「さやま・こどもクリニック」と名前を改めて院長に就任した。

第7話で、卓の母親が亡くなったことを機に卓を育児放棄した父親の代わりに卓を引き取り、育てていたことが判明した。

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