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恋はDeepに

こいはでぃーぷに

『恋はDeepに』は、2021年4月~6月に日本テレビ系列の水曜ドラマ枠で放送されたドラマ。
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概要編集

『恋はDeepに』は、2021年4月~6月に日本テレビ系列の水曜ドラマ枠で放送されたドラマ。石原さとみ綾野剛がW主演を務めた。脚本・監督は、ドラマ『おっさんずラブ』や『私の家政夫ナギサさん』、映画『CUBE-一度入ったら、最後-』を担当した徳尾浩司

主題歌は、backnumberの「怪盗」。

2021年6月16日には、海音と倫太郎が別れてから再会するまでの3年間を描く『恋はもっとDeepに - 運命の再会スペシャル - 』が放送された。


登場人物編集

主人公。海洋学者の女性。鴨居研究室に所属する。海の生き物に詳しく、なんでも魚にたとえて話をする。プラスチックゴミなどにより海が汚れる事を嘆いており、蓮田トラストが進めるマリンリゾート開発を阻止したいと考えている。水生生物と会話し意思疎通を図ることが出来る。母の死因を自分のせいだと感じている倫太郎に、自身が星ヶ浜の海で生まれたこと、そして身体の性質上人間界には長くいられないことを明かした。

身体の性質上、鴨居家にいるときは多数の加湿器をフル稼働させて体表面を保湿し、陸上で疲れやすい足を氷水で冷やしている。また、わかめ等の海藻を好む。

発表した海洋環境の保護を訴える論文が評価され国際海洋会議からニューヨークでの講演のオファーが届くが、経歴詐称の問題で大学を除名処分となり研究室を去り、年に一度のスーパームーンの夜に星ヶ浜の海に帰る。


巨大不動産企業「蓮田トラスト」の御曹司。蓮田三兄弟の次男。父・太郎が体調不良と聞かされロンドンのコンサルを辞め帰国。家業のマリンリゾート開発事業を任され、星ヶ浜に夢だった海中展望タワーの建設に尽力する。英語だけでなくフランス語にも堪能。

当初はマリンリゾート開発によって星ヶ浜の自然環境が脅かされることを危惧する海音と衝突することが多かったが、プライベートでのダイビングの最中に起きたアクシデントで溺れかけた所を海音に救われてから、徐々に彼女を異性として認識するようになる。また、環境保護を意識する海音の意見にも耳を貸すようになり、彼女の正体を知った後も、仕事を抜け出して遊園地に連れていくなど良好な関係を続けている。

過去に捕らわれ海中展望タワーの建設に注力していたが、過去ではなく今の自分にとって大切な人を幸せにすることが大事だと気付きタワー建設を取りやめる。

海音が車に轢かれそうになったのを助けた際に頭を打ち付けたショックで内部出血が進み倒れてしまい、予断を許さない状況となるが回復、海音が星ヶ浜の海に帰るのを見送る。その後、海中展望タワーの建設の代わりに海音が提案した「みらい水族館」という海と繋がった水族館の企画を進め、蓮田トラストを退職する。退職後は星ヶ浜にペンション「Marine Sound」を開業し、併設する海の家で海音との思い出のスイーツである焼き芋を店頭販売する。そして海音が海に帰ってから3年後、星ヶ浜に現れた海音と再会する。


鴨居研究室編集

芝浦海洋大学・海洋学術センターの研究室。


研究室室長。教授。独身。海音の正体を知った最初の人物。

2年前、星ヶ浜のリゾート開発のための水質調査を光太郎から依頼され、資金難だった研究室への寄付金を期待して調査結果を蓮田リゾートが求める数値に書き換える偽装を行ってしまう。

その後の、9か月前のある雨の日、星ヶ浜の海岸で気を失って倒れていた海音を保護し、同居を始める。海音の星ヶ浜に対する思いを受け、数値偽装に加担した自責の念から、「渚海音という名の自分の姪で、ベトナムのダナン海洋大学で研究チームに参加していた」という架空の経歴を海音に設定し1年間限定の特任研究員に起用する。

海音が研究室を去ることが決まるが、蓮田トラスト名義で榮太郎から3億5000万円の寄付金の資金提供を受け、資金難を免れる。


特任研究員。海音の良き理解者。

蓮田トラストの星ヶ浜でのリゾート開発に海音が関わったことを切っ掛けに榮太郎と出会い、彼と恋人同士になる。

海音が星ヶ浜の海に帰ってから彼女の後を引き継ぎ、蓮田トラストのリゾート開発における海洋環境に関するアドバイザーに就任する。


教授。専門は魚類生態学。

海音が研究室を辞めることになり、彼女がオファーを受けていたニューヨークで行われる国際海洋会議の講演に海音から頼まれ英語が苦手だが椎木と共に代理で講演することになる。


准教授。専門は海洋再生可能エネルギー。研究室に住み着いている。フランス語に堪能。

S計画(深海未来都市計画)実現のため榮太郎と裏で結託し「蓮田トラスト」の株式買い取りに暗躍する。

経歴不詳の海音の存在に疑問を抱き正体を突き止めようとしていたが、海音が自ら経歴詐称を告白すると「渚海音は本物の研究者だ」と彼女を擁護する。

海音が研究室を辞めることになり、彼女がオファーを受けていたニューヨークで行われる国際海洋会議の講演に人前が苦手だが海音から頼まれ染谷と共に代理で講演することになる。

海音がいなくなってから3年後、教授に就任している。


蓮田家編集

倫太郎の兄。蓮田三兄弟の長男。「蓮田トラスト」専務。次期社長候補。東京大学卒。弟・倫太郎と幼少期から確執があり、倫太郎の海中展望タワー建設に横槍を入れる肚づもりで、建設に反対する海音をアドバイザーという名目でリゾート開発のスタッフに招聘する。

星ヶ浜のリゾート開発を進める裏にはレアメタルをはじめとする海底資源の開発を見据えており、2年前の水質調査の数値改ざんで良心の呵責に苛まれた鴨居が再調査を訴えるが、週刊誌の記者を使い海音の経歴スキャンダルで騒ぎを起こし鴨居研究室を環境対策の監査から外そうとする。しかし、後に自身の考えの過ちを認め、その事を倫太郎に謝罪する。

海音がいなくなってから3年後、社長に就任している。


倫太郎の弟。蓮田三兄弟の三男。「蓮田トラスト」リゾート開発本部社員。東大卒。会社にはコネで入社する。次兄・倫太郎と長兄・光太郎とは、中立の立場で平等に接している。

香港の投資会社「ダニエル・カッパー」に買い集めた個人所有する「蓮田トラスト」の株式を売り払い、「蓮田トラスト」の新たな経営陣として取締役に推薦させ経営に介入し、星ヶ浜のリゾート開発を白紙撤回させ、深海未来都市計画(略称:S計画)を提案する。

海音が海に帰ってから1年後、蓮田トラストを退社し、自身の会社を立ち上げている。


蓮田三兄弟の父。「蓮田トラスト」会長兼社長。

海音がいなくなってから3年後、経営を退き、世界中のリゾートを視察する旅に出る。


蓮田トラスト編集

巨大不動産企業。リゾート開発事業に注力している。


広報部。倫太郎の学生時代からの親友。

ダナン海洋大学に留学経験があり、大学が内地に移転しキャンパスがビーチから遠くなっていたと海音の発言が矛盾していることを倫太郎に気付かせる。


リゾート開発本部企画支援課。専務の光太郎に想いを寄せている。


その他編集

元々は地元の星ヶ浜の様子を中心に「エニシチャンネル」で動画配信しているしがないYoutuberだったが、海音が出演した動画がバズったことから、彼女を付け回し盗撮するなど何とか「エニシチャンネル」に登場させようと画策する。海音から間違って「タニシさん」と呼ばれている。また、「たそがれTV」のレポーターも務めている。

海音から頼まれ彼女が海洋環境の保護を訴える様子をYouTubeにアップし、その動画が世界的な歌手・レミィ・ララの目に留まり海音の訴えに賛同するメッセージが発信され、世界中から賞賛される切っ掛けを作る。

海音がいなくなってから3年後、蓮田トラストに就職し、広報部で鶴川の部下となる。


鴨居家の水槽で飼われているウツボ。海音に「君がここにいられるのは、あと3ヶ月なんだろ?」と意味深な言葉をかける。海音が星ヶ浜の海岸に現れた時、彼女にくっついていたため鴨居家で飼われることになった。


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