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概要

『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』は、2021年1月~3月に日本テレビ系列の水曜ドラマ枠で放送されたドラマ。

脚本は、NHK連続テレビ小説半分、青い。』や『あすなろ白書』・『ロングバケーション』・『ビューティフルライフ』・『愛していると言ってくれ』・『オレンジデイズ』などの脚本を手掛け、『恋愛ドラマの神様』としても名高い北川悦吏子氏が担当。主題歌は、Alexandrosのボーカル・川上洋平が作詞、作曲を担当した家入レオの「空と青」。


登場人物

本作品の主人公。1974年12月22日生まれ。アラフォー。売れっ子の恋愛小説家でシングルマザー。早稲田大学出身。血液型はO型。母の名は藍子。

実家は長年すずらん商店街で写真館を経営していたが地上げにあった際にあっさりと土地を売却し、その際に手にした資金で両親はスイスに移住してしまい、ひとり日本に取り残された20代の駆け出し作家の時に『空の匂いをかぐ』という小説をヒットさせ、成功の象徴としてタワーマンション「エンゼルフォレストタワー」に移り住んでいる。

実は娘の空と血縁関係は無く、友人であり恋敵でもあった空の実母・鈴に頼まれて空を引き取り、娘のように育てていた。

最終的に、漱石に別れを告げ、欣次と恋仲になる。


碧の一人娘。筋金入りの漫画・アニメ好きのオタク。立青学院大学の学生。血液型はAB型。驚いたときに発する口癖は「ウソ ウソ ウソ ウソ コツメカワウソ」。

幼いころに象印のマークを見ると泣き止んだことから、父のいない空の守護神であると碧に言い聞かせられたこともあり、スマホの待ち受け画面にするほど思い入れが強い。

高級ブランドの洋服を買い漁り、高級焼肉店で飲食する「かーちゃん」と呼ぶ碧の浪費癖を家計簿をつけ注意するしっかり者。しかし、大学の同じゼミの男子学生たちからは陰キャラのオタク、腐女子とみなされており自身も自認している。

漫画の趣味はノーマル、BL、ユリと多岐にわたり、コミケでは漫画のキャラクターのコスプレを楽しんでいる。劇中では、光に『チェンソーマン』の魅力を熱く語っていた。イラストを描くことも好み、画力が高いことからそのことを知った光に漫画の作画を依頼されることになる。

母のかつてのご近所さんであった鯛焼き店「おだや」でアルバイトをしており、デリバリーを任され、デリバリーの帰り道に公園で転倒した際に助けてくれた整体師の渉に一目惚れし、後日デートすることとなり紆余曲折あったものの、交際することに。だが、後に渉から身を引く形で別れを告げられてしまう。

後に碧が実の母親ではないことを知るも、光からの励ましを受け、何とか乗り越えた。

その後、光とともに漫画を共同制作し、週刊少年ジャンプの新人賞で努力賞を受賞、彼と喜びを分かち合った。それでも、光のことはあくまで「大切な仕事仲間であり親友」と認識している。


碧の彼氏候補

すずらん商店街の鯛焼き屋「おだや」の4代目。碧の幼馴染。碧や空からは「ゴンちゃん」と呼ばれている。

20代のころ「俺はこんな商店街で終わる男ではない」と長年放浪の旅に出ていたが、5年前に実家に戻り、先代の父・俊一郎と店を切り盛りしている。かつて海外放浪中にエトワールという名の10歳以上年下のパリジェンヌと結婚していたが、パティシエに取られてしまい離婚している。

幼いころ、書道教室で碧とケンカをして碧が誤って投げてしまったすずりでアゴを負傷し、その時の古傷が今でも残っている。

碧から商店街の豊田と神林から紹介されたお見合いを断るようにと遠回しに告白されるが、正直にお見合いを進めて欲しいと頼んでいるので無理だと言って碧をふった後、見合い話がご破算となり、碧を振ってしまったことを後悔する。

空が碧の実子でないことは承知しており、空が赤ん坊のころに「一緒に育ててやってもいいぞ?」とプロポーズのつもりで碧に告白したが、育児で疲弊していた碧は単なる応援の言葉としてしか捉えておらず、芳しい返事がもらえなかったことから海外に傷心の傷を癒すため放浪の旅に出たと碧にうそぶく。

碧と空が一ノ瀬と久しぶりに再会したことを機に一ノ瀬に嫉妬し、一ノ瀬が「おだや」に訪れた際、彼が挑発してきたことをきっかけに殴り飛ばし、なおも挑発を止めない一ノ瀬を殴り続けていた。しかし、これこそ一ノ瀬の思惑であり、このことをきっかけに碧を「自分の大切な人」として支える覚悟を決め、同じく空から自分の大切な人がゴンと気付かされた碧と互いのことを想い合う関係になる。


散英社の碧担当の編集者。文芸誌『ラファエロ』編集部。

イケメンのため女流作家の担当に回されることが多く、クールな容姿に反し情熱をもって担当作家を献身的に支える。

漱石という名前は文学ファンの高校教師である父の命名で、兄の名前は鴎外。

かつて散英社の漫画雑誌『少年アップ』編集部でヒット作を生み出すことに貢献していたが、由辺譲という漫画家が海外小説を盗作し訴えられたため、由辺の名前に傷を付けるわけにはいかないと彼の罪を被り、文芸に異動となった過去を持つ。

碧の『私を忘れないでくれ』が映画化される際に、設定や結末の変更があまりにも酷く、作品性を台無しにする内容で碧が憤慨したことから、左遷覚悟で脚本の訂正に動き、主演の久遠悠人にオリジナルの改変は作品を殺すことだと訴え、映画用に自身の楽曲を勝手にアレンジされ作品を殺されたと感じていた悠人の心に刺さり、脚本家を入れ替え原作通りに練り直さないと映画の主演を降りるという約束を取りつけ、碧の信頼を得る。

その後、碧が新作小説『真夏の空は、夢』を書き上げ、小西が小説家として碧が盛り返し漱石が手離れできると判断したことから、もともと担当していた漫画編集の仕事をニューヨーク散英社へ海外転勤して頑張るように打診され、小西が碧の担当編集に就くことを宣言されたことから、碧に一緒にニューヨークについてきて欲しいと申し出るが断られてしまう。しかし、碧からこれまでの感謝の気持ちを伝えられたことで吹っ切れ、そのままニューヨークへ渡米した。


空の彼氏候補

空と同じ立青学院大学に通う学生。熊本出身。多くの女性から交際を申し込まれるイケメン。血液型はA型。

家族は九大医学部教授の父、ラサールから九大医学部に進学した兄、ラサールに進学した弟を擁するエリート一家で、光が医学部に進学しなかったことを父は恥と捉え親族から光の進学先に触れられたくない様子を母が察し、法事で熊本に帰省するのを控えるようにと連絡されてしまい、劣等感を感じている。

大学デビューで人気者の陽キャラのブランディングに成功したが、実は隠れ二次元オタク。オタクであることを隠すためコミケにはわざわざ眼鏡とカツラとチェックのネルシャツと大量にポケットが付いたベストで変装して参加している。その一方でインターハイで400m全国7位に入賞するなど運動能力が高い。

秘かに少年ジャンプで自身がストーリーを手掛ける漫画作品の連載とアニメ化を目指しており、空の高い画力を知って漫画の作画を依頼し、後日空から漫画のイメージボードを渡され一緒に漫画を創作することになる。

後に、共同制作した作品が週刊少年ジャンプの新人賞で努力賞を受賞し、空と共に喜びを分かち合った。その際に、空に対する好意を暗に伝えるような言葉を投げかけたが、当の彼女からは返事を貰えずじまいだった。


整体院・太葉堂のイケメン整体師。碧の小説を全て所有するほどの彼女の大ファン。190cmの長身であるため、歩くとやたらと物にぶつかる体質。屈めよ…。

施術を行った際、碧のファンであることを告白したことが切っ掛けで碧に一目惚れされる。また、公園で転倒した空を助けてあげた際に空からも一目惚れされている。40代の碧に対し「五十肩」のケアを怠らないようにと言い続けたことで碧を恋から冷めさせてしまうが、「はなカフェ」で再会した空には積極的に話しかけ、上野動物園にコツメカワウソの赤ちゃんを観に行こうとデートに誘う。紆余曲折あったものの、空と交際することになった。

しかし、空が碧が実母でないことを知りショックを受けたことを自分ではなく光に相談していたことを聞いて嫉妬し、「おだや」で偶然出くわした光に宣戦布告するが、光からは恋愛は交際している者同士の問題で自分に文句を言われても意味不明だとかわされるが、その後、空の気持ちが自分ではなく光に向いていることを悟り、光との「なくしたくない関係」を守るようにと空に告げ、彼女のことを大切に思う気持ちから自ら身を引いた。


おだや

すずらん商店街の老舗鯛焼き屋。タピオカブームに対抗するため新商品の「サンマ焼き」を開発している。


欣次の父。「おだや」の3代目。かつてのご近所さんであった碧や彼女の娘の空とは家族同然の付き合い。

「おだや」で沙織がパニックを起こした際、優しく対応したことで若い沙織から興味を持たれ、交際を申し込まれ付き合うことになり、ゴンやケンタに紹介している。沙織が橘と別れるため同棲している橘の家を出ることになると、新しく住むアパートの資金を返済はいつでもいいと援助し、沙織が「おだや」でアルバイトを始めたことで距離を縮め、漱石のことを忘れられなくてもその思いごと連れてきていいと沙織に優しい言葉をかけたことで「見つけた 私の幸せ」と満面の笑みの沙織にハグされる。

「おだや」でゴンに碧の血液型を質問している光を見て、彼が碧と空の親子関係を調べていることを察し、それとなく探りを入れるため日本酒を奢り、その際、光と意気投合し、彼が空に片思い中でそのことを空には言いだせず秘密にしていることを教えられる。



「おだや」のアルバイト。仕事熱心なことから俊一郎やゴンから可愛がられており、「おだや」の跡継ぎ候補。


散英社

散英社の文芸誌『ラファエロ』の編集長。

碧を作家として見出した人物で碧との付き合いは長い。売れると見込んだ作家に作品を書かせるためにはどんなことでもやる人物。

水無瀬碧をもう一度世に知らしめるためという建前の下、新刊の発表の場を与えないことをチラつかせて脅し、原作者の碧に了承を得ず、主演の悠人からの主人公とヒロインの性別を入れ替える要望を受け入れ、原作を改変して強引に『私を忘れないでくれ』の映画化を勧めようとするが、漱石の尽力で原作通り映画化することとなり、「たつや」の羊羹を持参して碧に詫びる。

碧が書き上げた母と娘の物語『真夏の空は、夢』が企画会議にかかると、売れる小説と見込んで会議で推し、新刊として執筆することが決定する。

車で病院に移動中、40度の熱で霞ヶ丘の交差点で動けなくなってしまった漱石を碧から連絡を受け、タクシーで急行し病院まで搬送する。

碧の新作小説『真夏の空は、夢』の出来が良かったことから碧が小説家として盛り返したと確認し、漱石の支えがなくともやっていけるだろうと判断したことから漱石にもともと担当していた漫画編集の仕事をニューヨーク散英社へ海外転勤して頑張るように打診し、漱石の後任として自分が碧の担当編集に就任することを宣言している。


散英社の編集アルバイト。漱石の彼女。橘から「サリー」と呼ばれている。

青森出身で男を追いかけ上京したが逃げられてしまい、行き場を無くしたところを漱石に声をかけてもらい交際を始めている。

同棲する漱石と離れている間、彼が他の女性と親密になるのではないかと不安に襲われることから彼の近くで仕事ができる散英社でバイトを始め、さらにGPSを漱石に取り付け所在地を探るストーカー気質なところがあり、碧のタワーマンションに打ち合わせで長居したときは不安を募らせマンションまで駆けつけている。不安がピークに達すると過呼吸の症状が現れる。そのため、精神安定剤を常用している。

「おだや」でパニックを起こした際、優しく対応してくれた年配の俊一郎に興味を持つようになり、苦しくなってしまう漱石との恋は終わらせ、安らぎを感じさせる俊一郎と交際することを決意する。漱石と別れることを決めてからは散英社のバイトを退職し新しいバイトを見つけ、同棲している漱石の家に荷物を残したまま、俊一郎に資金を援助してもらい借家に移り住み、俊一郎を慕って「おだや」でアルバイトを始めて彼との距離を縮め、俊一郎から漱石のことを忘れられなくてもその思いごと連れてきていいと優しい言葉をかけられると、「見つけた 私の幸せ」と俊一郎に抱きつき、満面の笑みを浮かべる。


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