概要
教会に仕える聖騎士にして、聖剣の一振り「アズラエル」に選ばれた少女。17歳。現存の聖剣所持者では唯一の女性で《聖剣の乙女》とも謳われる。赤髪をサイドポニー状にまとめている。
敬虔な教徒であるが、物語当初から教会の掲げる正義に疑問を抱いており、魔術師であるザガンに窮地を救われた事で恩義を感じ、彼を助けようとする。後に自身の現状に対する葛藤が生まれ、ザガンへの想いとの間で揺れ動く事になる。
不器用ながらも正義感と優しさを秘めた彼女を慕う者は多く、聖騎士の鑑というべき人物だが、私生活では年齢以上に子供っぽいなど、それらを台無しにするレベルのポンコツぶりが目を引く。しかし裏を返せばその分職務中はかなり有能。
一方で聖剣の力を引き出すと魔王レベルに肉薄する凄まじい実力を発揮、戦闘能力において作中でザガンと並び立つ事の出来る数少ない人物の一人。
スピンオフコミックではバルバロスと共に主役を務める。
ちなみにバルバロスと同様、味覚音痴な上にかなり料理下手。ネフィも彼女が作った料理を食べたのだがあまりの不味さに「精霊が絶命しかねないのでお引き取り下さい」と言うほど。スピンオフでの彼女の手作り弁当に至っては何故か爆発した。