概要
作中で、後藤ひとりの妹の後藤ふたりが「お姉ちゃん誰もお友達いないもんねー」と発言した際に、ひとりが発言した言葉。
これを聞くやいなやひとりは勢いよく起き上がってふたりににじり寄ると肩をガシッと掴み「冗談でもそんなこと言っちゃだめだよ。人の痛みがわかる子になりなさい」と凄んだ。
鬼気迫る表情に、ふたりは普段の生意気な態度も引っ込んで「ごめんなさい」と謝ったことから、後藤ひとりの恐ろしさ、哀れみがわかる一文となっている。なお後藤ひとりには友達が(ほぼ)いないためあまりにむなしくなるだけのことばではあるのだが・・・
とまぁ、ひとりへの(意図せぬ)孤独へのいじりと虚勢を張るひとりに焦点が行きそこがネタにされがちだが、全人類に通じる至極真っ当な言葉である。
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のび太の結婚前夜:本編から約15年後の世界で、ヒロインの父親が結婚を控えた自分の娘に対して主人公をどのような人物か語り、娘に諭したシーンでは、これに通じるものがある。実際、本編や大長編や映画などのシリーズでも、彼はそのようなところを垣間見せている。