魔界(DQ10)
まかい
この記事では『ドラゴンクエスト10』に登場する魔界について記載する。
概要
歴代ドラクエシリーズにおいて魔界の存在が定番となっている印象は、装備品やモンスターの名前、称号などで用いられることが多いためであり、明確に「魔界」と呼称される世界が登場する作品は、本作を除けばDQ5とDQMJシリーズくらいしか無かったりする。
特徴
魔界内には時代によって変わるものの幾つかの国が存在しており、それぞれの国に魔王が存在している。
国ごとに国力や思想も大きく違うためか、魔界の国同士の仲は総じて悪い。隣接する国同士で戦が起き、一国が滅びることもザラ。
こうした状況を収めるため、魔仙卿のもとで魔界全体を統治する大魔王を選定し、大魔王のチカラで魔界全体を統一させ、更なる領地拡大のため「アストルティア侵攻」を行っている。
現在は先代の大魔王、マデサゴーラが倒れたことで魔界も混沌とした時代になっており、力こそ全ての「バルディスタ要塞」、選民思想の強い「ゼクレス魔導国」、いくつもの小国を併合した自由の地「砂の都ファラザード」の三国が覇を争っている。
Ver.5.2ストーリーにおいて、実は魔界は大昔には元々アストルティアの一部であったが、異界滅神ジャゴヌバによって魔瘴に汚染された大地が女神ルティアナによってジャゴヌバごと切り離されたもの、すなわち魔仙卿曰く「世界の創造主から見限られ捨てられた大地」であったことが判明する。