概要
人間、オーガ、プクリポ、ウェディ、エルフ、ドワーフ、竜族に続く第8番目の種族。
とはいっても敵サイドを中心として既に多数の人物達は登場していたが、本格的に主人公たちと関わる事に成るのは第5部からとなり、諸事情で主人公も魔族に変わり、挙げ句の果てには大魔王にまで就任することになる(「主人公は勇者ではない」という作品は数あれど、「主人公が大魔王」という作品は唯一である)。
それ以降は主人公は人間、人間(魔族化)、選んだ種族、選んだ種族(魔族化)の四つの姿を自由に行き来できるようになる(課金して仮装メイク道具を買えば他の種族の魔族化も使用できる)。
ややダークな雰囲気になる為、闇堕ち形態として人気が高い
白目の色を黒、灰、白(通常)から選べるが肌の色は一律で紫
なお、ツノがちょこんと生えるが頭のアクセサリー扱いなのか鉢巻でもウィッグでも頭装備を付けると消えてしまう(オーガ魔族は頭装備があるかないかでツノのデザインが切り替わる)
なお、ver5.0のストーリーがひと段落し、5.1を始められる様になるまでは気にいる気に入らないに関わらず魔族のままになるので悪しからず
『魔界』と呼ばれる世界の住人で、今まで登場して来た種族とはその誕生経緯は異なっており、魔物と共に“魔瘴”によって生み出された存在であるが、「モンスターまめちしき」では『魔界』に言及されることは有っても、『魔族』と明言されている者は意外に少なく、第5部において判明した設定によれば『アストルティア』の住人たちの様に人型の種族を『魔族』と呼び、フィールドなどを跋扈する多種多様な姿を『魔物』と呼ぶようである。
ただし『魔界』における『魔物』の扱いは国によって異なるようだ。
ちなみに一口に人型の種族とは言えど『アストルティア』で言うこところの人間や五種族と同様に外見上の特徴があるにはあるが、現時点では一括りにされており、区別は現在の所はされていない。
また『魔族』の寿命は他の種族と比べて非常に長く、中には1000年以上も生きている者も存在している。
『魔瘴』の量や性質によって老化スピードなどが異なっており、外見と実年齢が異なっている者も多く、アストルティアの住人たちと魔界の住人たちとの間には認識のズレもあるようだ。
各地には領主として「魔王」がおり、彼らの統括として「大魔王」が存在するが、大魔王は必ずしも必須の職業ではないので、アストルティアにおいては、バージョン2で大魔王が倒されてからバージョン5で主人公が大魔王に就任するまで空位で、群雄割拠の領地間抗争に歯止めが効かなくなっているが、過去にも似た様な時期が何度も存在していたらしい。(実際勇者アルヴァンが討った不死の魔王ネロドスからアンルシアと主人公が討った大魔王マデサゴーラまでの1000年大魔王不在の世紀末状態だった模様、魔界から見れば1000年続いた戦国時代がようやく終わったと思ったらたった数年で再発という地獄の様な事態が起きたことになる)
また、あくまでも全体の指揮を取る統括権威が「大魔王」であり、(空位でも放置されることがあるのを見れば分かる通り)絶対の権限者ではないので、必ずしも大魔王が魔界の全ての地を収めている訳でもなければ、その決定権、命令権を持っているわけでもなく、魔王たちも大魔王の決定を不服とすれば平然と命に背くこともある(むしろ魔界統一を成し遂げたのは、過去数多くいる大魔王のなかでも確認できる限り僅か2名である)。
尤も、基本的に大魔王に就任する際、「大いなる闇の意志」こと異界滅神ジャゴヌバとの契約もセットで行われ、その際莫大な闇の力を得るため「不服か?なら死ね」が出来るようになっており、また性格や支配方針がジャゴヌバに不利益な場合改悪改変も思うがままであるようなので「大魔王の命令に逆らう自由がある」事と「実際問題大魔王に逆らえるか」は別の話である(とはいえ今のところどの大魔王も魔界の統治よりアストルティアの侵攻を優先するためわざわざ魔族の粛清等という面倒な事はしていないのだが)
また、そもそもが下記の通りガス抜きなので余程ふざけた政策(例えば「今後はアストルティアと仲良くしよう!」とか)を打ち出さない限りは魔王達側からも大っぴらに逆らわれることもない
実際主人公が大魔王に就任した際はある事情で契約できなかった(というかジャゴヌバという倒すべき怨敵と契約したら、現勇者の盟友かつアストルティア最強クラスの英雄が敵になるのでそれこそ問題である)ため、魔王達は自分の信念や野望のために好き放題に逆らっている。
成り立ち
異界滅神ジャゴヌバが“アストルティア”に侵攻した際に“魔瘴”に汚染された大地を女神ルティアナが切り離した際に、そこに取り残された6種族などが“魔瘴”に汚染された大地(後の魔界)の環境に適応した存在。
魔界の住人たちの多くが体色が異なっていたり角か生えているなど以外はアストルティアの6種族とほぼ変わらない容姿をしているのはそのためであり、環境に適応でいなかったものはドロヌーバ・強の様な形が崩れた不定形の怪物と成り果ててしまったとの事。
『不思議の魔塔』に所蔵されている「闇の創世記」に記述されている内容はこの事を指していると思われ、ジャゴヌバの存在そのものが魔族にならざるを得なかった一因である為、魔族から見ればジャゴヌバは恨むべく存在であり、魔界でジャゴヌバが畏れから信仰の対象になっている(例の大怨霊みたいなもの)のもその為である。
また“始まりの魔王”である大魔王ゴダがジャゴヌバを封印するために『ゴダ神殿』を建設した事からもその事実を窺い知れる。
ちなみにこのような経緯から、魔族の魂には自分たちを見捨てたルティアナやアストルティアへの増悪と怨念が潜在的に刻み込まれており、ゴダがアストルティアへの侵攻を開始したのは、これらの想念がジャゴヌバを刺激し、“魔瘴”の発生を防ぐことが目的(要するにガス抜き)であった様だ。
もしかしたらナドラガが魔瘴との契約の関係でなんとかしたのかもしれない(彼の思想と価値観からすれば竜族しか助けないのはなんの違和感もなく、ただ単に助けきれなかっただけで説明がつく)
主なキャラクター
新興国ファラザード
ゼクレス魔導国
バルディスタ要塞
魔幻都市ゴーラ
過去の魔族
『ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ』の魔族
彼等は悪夢龍レムナスによって魔族となった。
関連タグ
ドラゴンクエストⅩ オーガ(DQ10) ウェディ(DQ10) エルフ(DQ10) ドワーフ(DQ10) プクリポ 竜族 人間(DQ10) 天使(DQ10)