ティリア(DQ10)
てぃりあ
CV:小澤亜李
※ストーリーのネタバレ注意
ゼクレス王国領の片隅、トポルの村に住む少女。しかし出身はトポルではなく、記憶を失って倒れていたところを村の老婆フェアネに拾われて現在に至る。
一人称は「ティリア」。健気で面倒見がよく、村の子どもたちにも慕われている。
手先が器用で家庭的なのか、月スミレのランプという工芸品を作ったり、名産品のクラムベリーでパイを作ったりするのが得意。
その名前や銀髪のショートカット、瞳の色といった容姿はどこかで見たことがあるような…?
太古の魔人の暴走により行方不明となったヴァレリアを探し、トポルの村にやって来た主人公とイルーシャ。
しかしティリアは二人に気づくと妙に警戒し、避けようとする。
主人公とイルーシャを追ってやって来たベルトロは、彼女の姿を見て「ヴァレリアに似ている」と察し、探りを入れようとする。
村人の話によると彼女はトポルの村付近にある「呪いの泉」で倒れていたらしく、また呪いの泉は口にした者を最も恐れる姿に変貌させてしまうという効果があるとのこと。
実際、呪いの泉にうっかり落ちたバルディスタの兵士ウェブニーは、大嫌いな蜘蛛の姿に変わってしまっていた。
主人公たちは呪われた者を真実の姿に戻す「ラーの果実」を手に入れ、ティリアに与えようとするが彼女は自身をか弱い少女だと拒み、逃げようとする。
そこへベルトロを追ってやって来たバルディスタの荒くれ者であるギャノン兄弟の一味が現れ、トポルの村を荒らし回る。
その暴挙に耐えかね、ティリアはついに果実を口にし、ヴァレリアの姿に戻って荒くれ者たちを一掃する。
まだ自分にはやるべきことがあるとして、彼女はバルディスタへと帰還することを決意するのであった。
ヴァレリアの話によると、彼女が最も恐れているものは力なき幼い頃の自分そのものであった。
実際のヴァレリアの幼少期は「ヴァリー」という愛称で呼ばれており、泣き虫だが誰よりも優しい女の子であったことが語られている。
ティリアの姿の時の口調や性格は、彼女の幼い頃そのものなのかもしれない。
ただしティリアの姿でもある程度は元の力を有していたのか、ギャノン兄の大剣の一撃をフライパンで打ち返すつわものである。
このフライパンは後に大魔王マデサゴーラの芸術作品のひとつで「慟哭のフライパン」という名前であることがわかる。異常な強度も納得というものである。
ドラゴンクエストタクト
2023年のクリスマスイベントにおいて、ユシュカ等他の魔界勢と共に登場。???系Aランク。
こちらではリリパット族の儀式で怪しい木の実を食べさせられた結果子どもの姿になってしまうという展開になっている。
「フライパンでたたく」といった固有特技を持っているあたり、やはりフライパン推しが激しい。